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スカイマーク、女性だけで運航する「ひなまつりフライト」を初めて実施

茨城空港と神戸空港で「梅」にちなんだお菓子も配布

2016年3月3日 実施

茨城空港を出発するSKY185便を見送る女性スタッフたち

 スカイマークは3月3日のひなまつりに合わせ、女性だけで飛行機を飛ばす「ひなまつりフライト」を実施した。ひなまつりフライトの対象となったのは神戸(12時10分)発~茨城(13時30分)着のSKY184便と、茨城(14時05分)発~神戸(15時30分)着のSKY185便の1往復便。使用機材はボーイング 737-800型機。

 ひなまつりフライトは、スカイマークに所属する女性スタッフのみでフライトを行なうというもので、同社では初めての試み。当日はパイロットはもちろん、運航乗務員やグラウンドスタッフなど、すべてを女性が担当。茨城空港では10名のスタッフが運航を担当した。

 運航だけでなく、空港施設内のチェックインカウンターや搭乗口なども「ひなまつり」をイメージした飾り付けがされ、よりいっそう華やかなフライトを演出した。

ひなまつりフライトに合わせて飾り付けがされたチェックインカウンター
カウンターにはひな人形も
神戸空港から到着したSKY184便
到着した乗客を小美玉市の茨城空港応援大使が見送った
到着した機体をチェックするグラウンドハンドリングの女性スタッフ
タラップや地上車両にも乗客を迎える飾り付けがあった

 乗客には搭乗時、「梅」を使ったお菓子も配布。これは茨城、神戸それぞれ地元で作られたお菓子で、同社が地域と密着したサービスを重視していることから、地元の銘菓から選んだという。配られたお菓子は、茨城空港では亀印の「梅ふくさ」、神戸空港では沙羅樹の「梅あんまき」。茨城空港には小美玉市の茨城空港応援大使や、いばらきスカイガイドもイベントに参加し、乗客にお菓子やパンフレットを配っていた。

茨城空港で配られた亀印の「梅ふくさ」。スカイマークのシールが貼り付けてある
子供向けの塗り絵にもなるポストカードも一緒に配られた
乗客にお菓子を配る小美玉市の茨城空港応援大使
いばらきスカイガイドの2人はパンフレットを配布
ひなまつりフライトを実施した10名の女性スタッフ

 ひなまつりフライトの復路になるSKY185便の乗客は90名。SKY185便は女性スタッフらに見送られながら、定刻より1分早い14時04分に茨城空港を離陸していった。

SKY185便を見送る女性スタッフら
神戸へ向かって離陸するSKY185便

(ミヤハラシンジ)