JR西日本、11月21日に呉線開業80周年記念イベント＆記念硬券入場券発売

　JR西日本（西日本旅客鉄道）は、11月21日に呉線開業80周年を記念して、各種イベント開催や限定記念硬券入場券の発売などを行なう。

　呉線 呉駅～海田市駅間は、軍都広島と軍港呉を結ぶ必要性から1903年に開業。当時は山陽鉄道（1904年12月1日から）が運営していた。1906年12月1日に国有化され、山陽本線のバイパス機能や沿線特産品などの輸送機能として、三原駅～呉駅間が開業したのは、1935年（昭和10年）11月24日。安浦駅（三津内海）～広駅間が延伸開業したことで全通した。

　開業80周年記念式典は11月21日10時20分ごろから呉駅 1番のりばで行ない、呉駅10時50分着、10時52分発の快速 瀬戸内マリンビュー1号（記念ヘッドマーク付き）を対象に実施する。この列車は三原駅 12時27分着となるため、三原駅においても12時20分ごろ記念式典を実施する。

　記念式典のほか、硬券入場券がセットになった「呉線全線開業80周年記念入場券9駅セット」を11月21日8時に発売。発売駅は、広島駅、海田市駅、呉駅、広駅、安芸川尻駅、安浦駅、竹原駅、三原駅で、価格は1260円（140円×9駅）。限定1000セットとなっている。

　また、呉線沿線となる各地域でもイベントを実施。呉エリアにおいては「呉海自カレーグランプリ（9時～、大和波止場）、竹原エリアにおいてはアニメ「たまゆら」のキャラクター「ももねこ様」展示（10月31日～、竹原駅コンコース）などが行なわれる。

呉線全線開業80周年記念入場券9駅セット