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地上30階から多摩川が見渡せる「二子玉川エクセルホテル東急」オープン
東急 二子玉川駅より徒歩5分
(2015/8/21 00:00)
- 2015年7月17日開業
- 東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズ30階
- チェックイン14時~、チェックアウト~11時
東急ホテルズは7月17日、東急 二子玉川駅の東側にある再開発地区「二子玉川ライズ」に「二子玉川 エクセルホテル東急」をオープンした。この開業したばかりの二子玉川 エクセルホテル東急の報道関係者向け公開が行なわれたので。リポートする。
二子玉川 エクセルホテル東急は、二子玉川ライズ内にある30階建ての高層ビル「タワーオフィス」の28階~30階にある。このため、窓側の部屋であれば、多摩川周辺の景色が一望できる。二子玉川駅の近辺は東京の高層ビルの密集地帯から外れており、開けた景色が遠くまで続いているのを楽しめる。ロケーションとしては、東急 二子玉川駅から二子玉川ライズ内を歩けば5分ほどの距離。二子玉川駅からは、東急田園都市線が東京メトロ 半蔵門線に直通運転をしているため、渋谷駅や大手町駅、押上駅(東京スカイツリーの最寄り駅)に乗り換えなしに直通で行ける。また、新幹線からは東京駅が大手町駅と繋がっているため、少し歩けば半蔵門線に乗れる。新宿駅や品川駅、国際展示場駅、横浜駅なども1回の乗り換えだけでアクセスできる。さらに、東急バスと東京空港交通による羽田空港行きと成田空港行きのリムジンバスが発着しており、羽田空港へは70分~90分、成田空港へは120分~155分でアクセスできる。山手線内からは少し離れているが、交通の便は優れた場所にある。
同じビルの下には「楽天カフェ」などがあるほか、二子玉川ライズ内には様々な飲食店があるため、飲食には困らないロケーションとなっている。また、「ローソン」や「ファミマ!!」といったコンビニエンスストアも徒歩3分圏内にある。
ホテルのフロントは30階にあり、28階、29階が客室になっている。1階の車寄せの前にあるエレベーターで30階に上れば、ホテルの専用フロアになっている。クルマで来るなら、入口が分かりやすいが、二子玉川駅やバス停から道なりでアクセスする場合には、二子玉川ライズの2階にあるメインストリートから「楽天カフェ」の脇にある通路に入り、1階まで下りてから30階まで上がる必要があるので、最初は30階まで上がるエレベーターを見つけにくいかも知れない。駐車場は24時間入出庫可能で収容台数は219台、ホテルの利用者は24時間2000円で駐車できる。
30階はフロントやロビーのほか、レストラン「The 30th Restaurant」や同じくカフェやバーとして利用できる「The 30th Dining Bar」かある。また、仲間や親戚との集まりや宴会に使える宴会個室の「テラスルーム」や、貸し切りのオープンデッキ「プライベートテラス」なども2時間5万円より利用できる。
ホテルのチェックインは14時より、チェックアウトは11時までとなっている。客室は107室あり全室禁煙。ほか女性専用ルーム2室とユニバーサルルーム3室も備える。客室は、スイート、和室、ツイン、ダブルの4種類あり、定員は各2名(スイートと和室は最大4名)。宿泊費用は2万1800円~10万4200円。全室にインターネット用の有線LANポートが設置されており、全室でWi-Fiを使うこともできる。ただ、部屋によってはデスクスペースと有線LANポートが遠い場合があるので、モバイルWi-Fiルーターがあると便利だ。
ダブルタイプの「シティービューダブル」は41室ある眺望が楽しめる客室。広さは19m2。ベッドの幅は160cm。宿泊費用は2万4800円~となっている。レディースルームの設定もある。ベッドの前には壁掛けのテレビが設置されており、その側面に有線LANポートとコンセントが2つある。設備は、湯沸しポット、冷蔵庫、ドライヤー、温水洗浄便座、加湿機能付空気清浄機。アメニティは、お茶セット(日本茶)、スリッパ、バスタオル、フェイスタオル、ボディソープ、フェイシャル&ハンドソープ、シャンプー、コンディショナー、歯磨きセット、ひげそり、ヘアブラシ、ボディータオル、コットン、ナイトウエア、消臭スプレーと揃っており、手ぶらでも宿泊できる。
ツインタイプの「リバービューツイン」は20室。多摩川に面した部屋となっている。広さは23m2。ベッドの幅は110cm。宿泊費用は2万9800円~。レディースルームの設定もある。設備やアメニティは「シティービューダブル」と同様。
ツインタイプでもビルの角にあり35m2の広さを誇るのが4室しかない「コーナーツイン」だ。ベッドの幅は110cm。宿泊費用は4万7800円~。横幅が広い窓からの眺望は絶景。基本的な設備やアメニティは変わらないが、バスルームは、景色が楽しめるオープンタイプとなっている。
落ち着いて滞在したいという場合は「シーズンツイン」がお勧めだ。ビルの内側にあるため、高層階からの景色は楽しめないが、その分落ち着いた雰囲気の中庭があり、地上に居るような緑を楽しめる。また、洗濯機やキッチンも部屋に設置されているため自炊ができ、ランドリーコーナーに行かなくても洗濯ができるのが便利だ。18部屋あり、広さは23m2。ベッドの幅は90cmとなっている。宿泊費用は2万6800円~。
29階には、大浴場や無料のランドリーコーナーもあり、1泊から長期滞在まで幅広く対応できるのも嬉しいところ。大浴場の利用時間は15時~25時と6時~9時となっている。落ち着いた照明のなか中庭を眺めながら入浴できる。なお、利用できるのは宿泊者のみで、脱衣所のロッカーも鍵式となっているため安心だ。
フロア全体の雰囲気として、流木と川の流れをイメージしてデザインされており、華美すぎず安すぎずというシティホテルらしい落ち着いた雰囲気となっている。都内へのアクセスやグルメを重視しつつも、眺望や快適な滞在を楽しみたいという場合には、有力な選択肢になるだろう。
【お詫びと訂正】記事初出時、高速バスを運行する会社名に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。