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JR北海道、石北線 上川駅~遠軽駅間が路盤流出で運転見合わせ

臨時特急とリレーする代行バスを運転、お盆のピークまでには復旧の見通し

2015年8月3日発表

下白滝駅~丸瀬布駅間で線路の盛土路盤が約25mにわたり流出した現場

 JR北海道(北海道旅客鉄道)は8月3日は、石北線の下白滝駅~丸瀬布駅間で降雨により線路の盛土路盤が約25mにわたり流出したことにより、上川駅~遠軽駅間で運転を見合わせている。これに伴い、札幌駅~網走駅間を運行する特急「オホーツク」は全区間で運休となっている。同社広報によると「お盆のピークまでには復旧を目指す」とのこと。

 復旧までは、札幌駅~旭川駅間の臨時特急(網走方面のみ)とリレーする代行バスを旭川駅~生田原駅(1日1往復)と旭川駅~網走駅(1日2往復)を8月4日より運行する。代行バスのダイヤは以下の通り。

【網走方面】
・札幌駅7時21分発 臨時特急、接続する旭川駅~生田原駅と旭川駅~網走駅行きの代行バス

・札幌駅15時08分発 臨時特急、接続する旭川駅~網走駅行きの代行バス

【札幌方面】
・網走駅9時30分発 代行バス、旭川駅より札幌駅方面へ直近の函館線の特急列車に乗り換え

・網走駅16時00分発 代行バス、旭川駅より札幌駅方面へ直近の函館線の特急列車に乗り換え

・生田原駅17時30分発 代行バス、旭川駅より札幌駅方面へ直近の函館線の特急列車に乗り換え

盛土が崩れて線路がむき出しになっている
盛土路盤流出の断面図
(編集部:柴田 進)