ニュース

デックス東京ビーチに触ると反応する恐竜のプロジェクション展示が登場

夏休み期間の19時~24時に公開

期間:2015年7月17日~8月31日 公開

時間:19時~24時

場所:お台場海浜公園デックス東京ビーチ3階 シーサイドデッキ

 東急不動産SCマネジメントは、東京・お台場の商業施設「デックス東京ビーチ」において、恐竜をテーマにした特別展示を実施する。期間は2015年7月17日~8月31日を予定。19時~24時に公開される。

 目玉となるのはシーサイドデッキに設置されるトンネル型のプロジェクションシステム「ILLUSION DOME(イリュージョンドーム)」だ。アジア初となるこのシステムは2014年11月に設置され、季節に応じて異なる映像が流されてきた。

 今回は夏休み時期ということもあり子供に人気の高い「恐竜」をテーマに、「恐竜と遊ぼう!タッチ de ジュラ紀」を開催する。トンネル形のドーム内側には恐竜が生息していたジュラ紀および白亜紀の世界が描かれ、映像に触れることで恐竜が威嚇してきたり、起きて走り出したりとインタラクティブな仕掛けが施されている。

 映像は「Unity」で製作され、トンネル内に10台設置された2万lm&1280×800ピクセル(WXGA)のプロジェクターで投影される。恐竜に「触れる」動きを認識するのはMicrosoft Kinect(キネクト)のような深度計測が可能なセンサー。これを壁面の両側に設置することで映像に動きを与えるキーとしているわけだ。

 投影面が筒状の空間であるがゆえのゆがみ補正や、複数のプロジェクターのつながりなど、違和感を覚えさせない映像は必見。恐竜が動く「仕掛け」は全部で8パターン用意されているとのこと。ぜひ探し出してみて欲しい。

 また、映画「ジュラシック・ワールド」の公開を記念したパネル展や予告動画の放映、映画のグッズが当たる「恐竜スタンプラリー」、鑑賞券が当る抽選会も実施される。そのほか、館内の飲食店では恐竜の気分を味わえる特別メニューを提供するなど、夏休み中のデックス東京ビーチは恐竜一色になる。

イリュージョンドームはデックス東京ビーチ3階 シーサイドデッキに設置される
22万球の電球が演出するイルミネーションは公園側の樹木に設置
夕暮れとともに恐竜たちが活動を開始
イリュージョンドームを横から。ボックス状のハコの中にプロジェクターが設置されている
サイドには片側前後に2台、上下に2台の計4台のプロジェクターを設置
インタラクティブな動きを実現するセンサー
天井には前後に2台のプロジェクター。中央は防犯用のカメラ
プレス撮影向けの事前点灯時も子供から大人まで大人気だった
恐竜の声など効果音もあって迫力満点。肉眼だともっと鮮明に見える
タマゴに触ると翼竜が頭上を飛び雷鳴が轟く。このほかにも恐竜に触れるなどで合計8つの仕掛けが施されている

 この夏休みに、もう1つの見所となるのがデックス東京ビーチ前のイルミネーション。高さ20m、幅10mと生木としては都内最大級の「台場メモリアルツリー」を中心とした約200mに22万球のイルミネーションを設置。恐竜が生息していたジュラ紀および白亜紀の世界を表現する。さらに1時間に2回(毎時00分および30分)、楽曲に合わせてイルミネーションが変化するショーを実施。こちらは「突如恐竜が襲ってくる」スリリングなイメージなど、4つのストーリーが用意されている。

台場メモリアルツリーを中心としたイルミネーション
日が沈んだ直後は空の色とともにイルミネーションが輝き特に美しい
デックス東京ビーチ前では、都内最大級の「台場メモリアルツリー」を中心にイルミネーションが設置される。映像は5倍速で再生

 イルミネーション関連では同じく3階デッキに設置されているハート型のオブジェにも注目。オブジェに設置されているボタンを押すと光が点灯するほか、背後にある樹木のイルミネーションが音楽に合わせて変化する。背後にはレインボーブリッジはもちろん東京タワーや東京スカイツリーも一望できるなど記念写真のスポットとしても最適だ。

記念撮影スポットにピッタリのハート型オブジェ
背後にレインボーブリッジや東京タワーなどが輝くお台場ならではの夜景を楽しめる
(安田 剛)