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JR各社、「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン」を7月1日より開催

旧豊後森機関庫を利用したミュージアムや「JR九州おおいたトレインナーレ」など

2015年7月1日~9月30日開催

「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン」のロゴマーク

 JR九州(九州旅客鉄道)ほかJRグループ各社は、7月1日~9月30日より、大分県や地元自治体、観光事業者と連携し「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン」(以下、大分DCと記述)を大分県全域で開催する。同県での開催は20年ぶり。キャッチコピーは「\いやします。ひやします。/ おんせん県おおいた」を掲げている。具体的なイベントは以下の通り。

大分DCのイベント一覧

「国宝宇佐神宮」「国宝富貴寺大堂」「原尻の滝」のライトアップ

 八幡宮の総本山である「国宝宇佐神宮」、現存する九州最古の木造建築物「国宝富貴寺大堂」、日本の滝百選に選ばれた「原尻の滝」などのライトアップが行なわれる。

全国丼サミット

 9月12日、13日、全国のご当地丼が一堂に会するイベントを別府市で開催。

別府現代芸術フェスティバル2015「混浴温泉世界」

 別府市内各所を舞台に行うアートフェスティバル。期間中は国内外から招へいされた、世界的に活躍するアーティストたちが作品を発表し、ガイドツアー(有料)などを含めた参加型のさまざまなイベントを7月18日~9月27日に開催。

JR九州特別企画「JR九州おおいたトレインナーレ」

 大分県内各地でアートと鉄道を融合させ、駅設備(駅名標、こ線橋)のアート化や大分車両センターでのトレインフェスタなど、さまざまなイベントを開催。アートトレインの運行や大分県の駅をめぐるスタンプラリーも開催。

大分市美術館特別展「水戸岡鋭治デザインワンダーランド」

 豪華寝台列車「ななつ星in九州」や「JRおおいたシティ」などのデザインを担当したデザイナー「水戸岡鋭治」氏のこれまでの活動の全貌を紹介する展覧会を7月11日~9月27日に開催。

観光スポットや観光列車

JRおおいたシティ

 2015年春にオープンした大分駅を中心とした大型商業施設。ショッピングや雑貨、飲食など183店舗があり、併設するホテルの屋上には屋上露天風呂「シティスパてんくう」があり、大分の風景を一望できる。

JRおおいたシティのイメージ
「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」を運行開始

 車内でスイーツを味わえる観光列車。8月8日より大分駅~日田駅間で運行開始

「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」のイメージ
旧豊後森機関庫

 SLが運用されていた時代に使われていたラウンドハウス型の機関庫。「水戸岡鋭治」氏の作品や鉄道資料などを展示するミニミュージアム(仮称)がオープン予定。ライトアップも実施。

旧豊後森機関庫
うみたまご新施設「あそびーち」

 水族館「うみたまご」の隣に「あそべるビーチ」をオープン。イルカや魚たちと遊ぶことができる。

ハーモニーランド新施設オープン・新パレード実施

 ハローキティやマイメロディが人気のハーモニーランドにて新パレード「パレードパラレル」がスタート。

進撃の巨人展「WALLOITA」

 東京でも開催された展覧会で、8月1日~30日に大分県立美術館で開催。作者の「諫山創」氏は大分県日田市の出身。

大分世界美術館

 大分県の伝統的な美術家である「高山辰雄」氏、「田能村竹田」氏、「福田平八郎」氏などの作品と同時に、ピカソ、ミロ、ルソー、ターナー、モンドリアンなどのグローバルな作品を大分県立美術館で展示中(7月20日まで)。

おんせん県おおいたDCオリジナル駅弁の開発

 大分のとり天の老舗「東洋軒」とタイアップした究極のとり天弁当を別府駅にて販売。

編集部:柴田 進