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インクリメントP、訪日外国人向けサービスに向けタイ語とインドネシア語の日本地図を提供開始

2015年5月20日 発表

タイ語による東京 新宿周辺の地図

 インクリメントPは5月20日、タイ語およびインドネシア語の地図を法人向けに今秋より提供を開始することを発表した。両言語による詳細な日本地図の提供は、業界初としている。

 インバウンド(訪日外国人)向けの観光サービスや地域情報サイト向けの多言語地図データとして、同社ではこれまで、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語の4言語を提供してきたが、東南アジアからの訪日旅行客が増加している状況を受けて、タイ語、インドネシア語を新たにラインナップする。

 日本政府観光局(JNTO)の調べによると、2013年のタイ人訪日旅客数は45万3642人で、2012年の26万640人から大幅に増加。2015年3月は単月として過去最高の9万2400人を記録。また、2013年のインドネシア人訪日旅客数は13万6797人で、2012年の10万1460人から増加しほか、2015年3月のインドネシア人の訪日旅客数は前年同月比36.3%増の1万9500人で月別統計としては6カ月連続で過去最高を続けている。

 同社では、今後も観光向けの地図ソリューションを充実させ、政府目標である「観光立国実現」へ、ICTの力で貢献していくとしている。

タイ語による大阪 阿倍野周辺の地図
インドネシア語による大阪 阿倍野周辺の地図

編集部:多和田新也