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JR東日本、電気駆動式気動車を2020年度までに新潟地区、秋田地区で63両投入

今後約150~250両を新造し、既存の気動車を置き換える

2015年5月19日発表

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は5月19日、2020年度までに新潟地区、秋田地区で電気駆動式気動車を63両投入すると発表した。なお、車両の製造は公募調達によりメーカーを決定する。

 投入時期は、新潟地区は2017~2019年度、秋田地区は2020年度を予定しており、投入される区間は、羽越本線(新津駅~酒田駅)、信越本線(新津駅~新潟駅)、米坂線 (米沢駅~坂町駅)、磐越西線(会津若松駅~新津駅)、津軽線(青森駅~三厩駅)、五能線(東能代駅~川部駅)、奥羽本線(秋田駅~東能代駅、弘前駅~青森駅)と、国鉄形気動車の「キハ40系列」が運用されている区間のほか、JR東日本になってから新造された気動車「キハ100系・キハ110系列」の運用区間、電化済みで701系電車などが投入されている区間も含まれている。

 同社では、今後約150~250両(今回発表の63両を含む)の電気駆動式気動車を新造するとしており、既存の気動車を置き換える予定。

電気駆動式気動車63両を投入する区間

編集部:柴田 進