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広島空港、空港施設の仮復旧により運航条件をさらに緩和

2015年5月5日より条件緩和

 国土交通省は、アシアナ航空機の事故に伴い制限していた広島空港の運航条件を5月5日に緩和した。これは仮設機材による仮復旧が完了したことによるもの。

 4月26日には「滑走路方向の視程が1600m以上であること」という条件だったが、5月5日の発表では「ILS(カテゴリーI)着陸時における気象条件」、具体的には「滑走路方向(滑走路10側)の視程が550m以上であること」に緩和された。これにより、天候不良での滑走路閉鎖がより少なくなる見込み。なお、カテゴリーIIIの本格復旧については、年内に運用を再開できる見通し。

 広島空港のフライト状況に関してはWebページ(http://www.hij.airport.jp/flight/)を参照のこと。

編集部:柴田 進