商船三井、クルーズ船「シーボーン・ソジャーン」の引き渡し完了。2026年後半運航開始

商船三井はシーボーン・ソジャーンを購入し、引き渡しを完了した

　商船三井は、米シーボーンからクルーズ船「Seabourn Sojourn（シーボーン・ソジャーン）」を購入し、3月4日に引き渡しを受けたと発表した。

　同社は2023年3月にシーボーンからクルーズ船を1隻購入し、2024年12月に「MITSUI OCEAN FUJI（三井オーシャンフジ）」として運航を開始。同船は商船三井クルーズの目指す「日本の美しい船旅」に合っているとして、姉妹船であるシーボーン・ソジャーンの追加購入を決定した。

　シーボーン・ソジャーンは2026年後半に運航を開始し、日本近海での短期～中期のクルーズをはじめ豊富な旅程を用意するほか、25m2以上のスイートクラスを基本とする客室やパブリックスペース、屋外デッキからくつろぎの空間と美しい景色を提供するという。

　同船の総トン数は3万2477t。全長198.19mで全幅25.6m、客室は229室で船客定員は458名。船内には4つのレストランを備える。日本船籍として運航し、新たな船名は追って発表する。