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アットコスメの旗艦店「@cosme TOKYO」リニューアル。“香りの体験ゾーン”でなりたい自己像を考えてみた
2025年3月4日 18:32
- 2025年3月5日 開業
アイスタイルリテールは、フラッグシップショップ「@cosme TOKYO」(東京都渋谷区神宮前1-14-27)を3月5日にリニューアルオープンする。これに先駆けて、3月4日に内覧会を開催した。
@cosme TOKYO(アットコスメトーキョー)は、美容情報サイト「@cosme(アットコスメ)」の大型路面店。フラッグシップショップとして2020年1月に開業し、今年で5周年を迎える。アクセスはJR原宿駅、東京メトロ 明治神宮駅から徒歩1分。
「試せる・出会える・運命コスメ」をテーマに、500円以下のプチプラブランドから10万円以上のデパコスまで価格帯問わず、定期的にブランドが入れ替わるポップアップスペースや編集企画売場、ランキング棚などを展開している。
今回のリニューアルでは、1階にミニコスメコーナー、2階にシートマスクウォール、3階にフレグランスゾーンを新設。これまで倉庫としていた3階は、香りの体験ゾーンとなった。
ほかのエリアも店内配置も見直し、通路の幅を広くするなど、より回遊しやすく、新しいコスメとの出会いを楽しめる空間を追求している。
さらに、国内3か所目となる「PRADA BEAUTY」をはじめ、「SUQQU」「RMK」「SK-II」などのラグジュアリーブランドを新たにラインアップ。
リニューアル後の売場面積は約1380m2、営業時間は11時~21時。取り扱いブランド数は750となる。
持ち歩きやお試し用に役立つ「ミニコスメコーナー」(1階)
これまで各売場やレジ前で展開していたミニコスメやトライアルサイズ商品を、一同に集めた専用コーナー。
1階の入口右側に新設し、プチプラからデパコス、韓国コスメまで、約50ブランド(約100アイテム)を展開する。
気になるアイテムを比較して選べる「シートマスクウォール」(2階)
アットコスメトーキョーでは、シートマスクの売上が2023年比で1.6倍に成長。国内外の利用客に支持される人気カテゴリとなっている。
こうしたトレンドを受けて、シートマスクを壁一面に集積した「シートマスクウォール」を新設。豊富なラインアップのなかから、自分の好みや気になるアイテムを比較しながら選べる。
自分にあった香りと出会える「フレグランスゾーン」(3階)
3階の一部を倉庫から売場へと改装し、「フレグランスゾーン」を新設。
主に百貨店で販売されている「ラグジュアリー系」をはじめ、国内外の「ニッチフレグランス」、気軽に楽しめる「バラエティー系」まで、約70ブランド(約400アイテム)をラインアップする。
さらに、香りのイメージを24種類の色と言葉で表現した「香りのINDEX」、ブラインドで嗅いだ香りの印象や選んだキーワードをもとに提案する「好みの香り診断」も提供。香水初心者でも楽しく「自分にあった香りと出会える」場を目指す。
私のなりたいイメージは? 「好みの香り診断」を体験してみた
好みの香り診断は、ON(ドレスアップ、フォーマル、アクティブ、ビジネス)、OFF(カジュアル、クールダウン、リラックス、リフレッシュ)の2パターン。診断結果は各12種類。
ブラインドでかいだ香りの印象や、そこから想像するキーワードをもとに、自分がなりたいイメージの香りを言語化してくれる。
記者がフレグランスアイテムを使うのは、少し緊張するときや特別なお出かけ前が多いので、今回は「ON」を体験してみた。体験時間は5分前後で、想像していたよりも長めに感じた。
続けてたくさんのにおいを試すと、だんだんと違いがわからなくなってくる。そんなときは、売場に置かれているコーヒー豆の香りでリセットしよう。
まずは提案される4本のうち、1本目の香りを選ぶ。次にその香りを表わすキーワードを選び、2本目はその言葉の印象に近い香りを選ぼう。3本目も同じ手順を繰り返し、最後に3つのなかからベストな香りを決める。
記者がなりたいイメージとして選んだのは、「シークレットデート(ドレスアップ)」。香りのINDEXカードはパステルパープルで、ふだんよりも自信を持てそうなアイテムが多いように感じた。
そのほか新設・増設コーナー
2階には、最新の注目コスメに出会える「ネクストトレンドゾーン」、サプリメントを成分や機能別に比較できる「インナービューティータワー」を新設する。
さらに、他店で購入した商品もあわせて包める「セルフラッピングコーナー」を4月中旬以降に3階で展開予定。
1階は、今売れているアイテムが分かる「セールスランキングコーナー」、テスターバーの手洗いスペースを増設する。