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JR西日本、刃物を振り回す犯人から乗客守る防刃傘を開発。近畿エリアの車両に搭載

2024年10月17日 発表

JR西日本、防刃傘を開発し車両に搭載

 JR西日本は10月17日、鉄道車内での使用に適した防刃傘を開発し、順次車両に搭載すると発表した。

 防刃傘には切れにくい素材と、高い強度のフレームを使用し、刃物を所持している人物と距離を確保するために柄を長くしている。アクリルの盾よりも軽く、非力な人でも扱いやすいという。

 車内で刃物を振り回す犯人と駅員が対峙した際、乗客を別の車両に避難させたり、避難できる時間を捻出する狙いで、近畿圏内を走行する車両に搭載する予定。このほか、防刃手袋などの防犯グッズを車内に備えている。

一般的な傘に比べて柄を長くしている