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スプリング・ジャパン新制服がお披露目! 黄緑が映える濃緑で“10年目の成熟感”

2024年7月29日 公開

スプリング・ジャパンが客室乗務員の新制服を公開

 スプリング・ジャパンは7月29日、就航10周年を記念して一新する客室乗務員向け制服を公開した。説明を担当したのは客室部 客室乗員課の道川守氏。

 新制服は、同社が企業理念として掲げる「3S」(Safety、Sincerity、Smile)に「安心感」を加えてコンセプトに設定、コーポレートカラーの黄緑を際立たせるため濃緑を多用してデザインを行なった。

 プロジェクトは入れ替わりがありつつ、累計15名のチームで約1年半をかけて進捗したという。実際に乗務に当たる客室乗務員でプロジェクトチームを構成したこともあり、軽く柔らかいストレッチ素材を採用して「頭上の荷物棚を開け閉めしやすい」といった動きやすさを始め、「家庭用洗濯機で丸洗いできて形態安定」などの機能性を重視している。

 女性向けはワンピース、ジャケット、半袖ブラウス、スカート、パンツを用意し、組み合わせによって計6通りの着こなしに対応。男性向けはジャケット、ベスト、ワイシャツ(半袖/長袖)、パンツの組み合わせで計3通りの着こなしができる。

 女性向けジャケットとスカートにはフリルを取り入れて優雅な雰囲気を持たせた一方、よりアクティブなパンツスタイルの選択も可能で、スカーフは首に巻くほか襟元のホールを使って(暑い日などは)首に巻かないアレンジもできるようになっている。ブラウスには6種類の春の花(桜、桃、百合、アマリリス、ハナミズキ、スズラン)を描いた。

 男性向けは初めてベストを採用。ベストとジャケットはアシンメトリーな色使いの襟が目を引くデザインで、ワイシャツは汗染みが目立たないよう襟の背中側の配色を濃緑にするなどの工夫を凝らしている。

 この新制服は、8月1日の運航から2代目制服として着用する。

女性向けジャケット+スカートの組み合わせ
女性向けワンピース
女性向けブラウス+パンツの組み合わせ
フリルはジャケットの右襟からスカートの左下に向かう、流れのあるデザイン
ブラウスには6種類の春の花のほか、飛行機と管制塔が隠れている
スカーフは首に巻く一般的なスタイル(左)のほか、右襟に隠してあるホールを使って“首に巻かないアレンジ”も(右)
男性向けジャケット+ベスト+ワイシャツ+パンツ
男性向けベスト+ワイシャツ+パンツ
男性向けワイシャツ+パンツ