JTBパブリッシング、国鉄最後のダイヤ大改正が蘇る「時刻表復刻版 1986年11月号」

国鉄最後の全国ダイヤ大改正号を復刻した「時刻表復刻版 1986年11月号」発売

　JTBパブリッシングは、時刻表復刻版の第12弾として「時刻表復刻版 1986年11月号」を7月22日に発売する。B5判、価格は2750円。

　月刊誌「JTB時刻表」の前身である国鉄監修「交通公社の時刻表」の1986年（昭和61年）11月号を、広告を除いて当時のまま復刻したもの。分割・民営化を翌年4月1日に控えた国鉄最後のダイヤ大改正号であり、JR各社発足前にベースとなった全国各路線の時刻を掲載している。

　東海道・山陽新幹線のスピードアップ、福知山線の全線電化により運転開始した新大阪・大阪～城崎（現城崎温泉）間の特急「北近畿」（現こうのとり）、各地で増発した特急列車や大都市圏の通勤通学列車など、輸送体系の改善が図られた当時を懐かしめるという一冊。

　表紙はカバー付きで、資料としても保存しやすい仕様。カバーをとった表紙は当時そのままのデザインを再現している。

元JTB時刻表編集長がより楽しめるポイントを解説

「時刻表復刻版」第1～11弾も販売中