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「東京駅開業100周年記念Suica」2026年3月31日に一律失効へ。一度も利用していないカードが対象

2024年5月16日 発表

未使用の「東京駅開業100周年記念Suica」が2026年3月31日に失効へ

 JR東日本は5月16日、「東京駅開業100周年記念Suica」の失効日について発表した。

 本来、長期間利用していないSuicaは10年で失効となるが、鉄道・バスの乗車や買い物の決済などで一度でも利用すれば、その後10年間は失効しない。

 2014年12月に発売を開始した「東京駅開業100周年記念Suica」は、これまで複数にわたって発売し、計427万枚を発行・発送してきたが、2024年3月末時点で約250万枚が未利用となっている。個別に発行時期を特定できないことから、一度も利用歴のないものに限り、一律で2026年3月31日に失効とする方針。

 なお「東京駅開業100周年記念Suica」が失効した場合、カードの交換およびチャージ残額の移し替えは不可。手持ちのカードは回収してもらうことで、チャージ残額と預り金(デポジット)が返金される。

2014年12月20日に東京駅限定で発売された「東京駅開業100周年記念Suica」