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JR東海、係員向けVRシミュレータ導入。リアルな映像で異常事態への対応を訓練

2024年4月 導入

降り遅れによるドア挟まれケースの映像

 JR東海は、東海道新幹線のホーム上係員向けに、VR訓練シミュレータを導入する。訓練の頻度を高めることを目的に同新幹線の全17駅に配備する予定で、会議室などで使用することを想定している。

 VRシミュレータでは駅ホームをイメージしたリアリティのある映像を表示。ホーム柵の有無や天候、昼夜といった場面の切り替えを行なうことが可能で、駆け込み乗車やドア挟まれ、ホーム転落といった異常事態が発生する。訓練者に応じて講師が発生内容を操作できるシステムとなっており、特性を考慮した効果的な訓練や、経験の少ない異常事態への対応力強化を期待できるとしている。

機器で見られる映像
VR機器