京成電鉄、完全子会社の新京成電鉄を2025年に吸収合併

京成電鉄は新京成電鉄を2025年に吸収合併する

　京成電鉄は、2025年4月1日を合併効力発生日として、完全子会社である新京成電鉄を吸収合併することを決議した。

　新京成電鉄は、千葉県北西部を主な営業エリアとし、運輸業・不動産業を展開している。2022年9月1日、「千葉県北西部における事業基盤の強化及び地域活性化」「経営資源の相互 活用による競争力強化及び事業規模の拡大」「スケールメリットを活かした効率的な協働体制の実現」といったシナジー効果の発揮を目的に、新京成電鉄の全株式を取得して完全子会社化した。今回、さらなる経営の効率化・意思決定の迅速化を図るため、京成電鉄を存続会社、新京成電鉄を消滅会社とする吸収合併を行なう。

合併の当時会社の概要

　完全子会社との合併のため、株式その他の金銭などの割り当ては行なわない。また合併後、存続会社の名称や所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金及び決算期に変更はない。

　なお、完全子会社との合併であることから、連結業績への影響は軽微であることが見込まれている。合併に伴い、2026年3月期の個別決算で抱合せ株式消滅差益を特別利益として計上する見込みだが、現時点では金額は確定していない。

当期連結業績予想と前期連結実績