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携帯電話各社、通信障害の発生時に公衆無線LAN「00000JAPAN」を無料開放

2023年9月4日 発表

楽天モバイルは通信障害の発生時に公衆無線LAN「00000JAPAN」を無料開放する

 無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)と電気通信事業者協会(TCA)加盟の携帯電話事業者5社(NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンク、楽天モバイル)は、9月4日以降、携帯電話の大規模な通信障害が発生したときの連絡手段の提供を目的とし、災害用SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」を活用した公衆無線LANサービスを無料開放する。

 通信障害発生時の「00000JAPAN」の活用についての携帯5社からの要望に基づき、Wi-Bizは「大規模災害発生時における公衆無線LANの無料開放に関するガイドライン」の改定を行なった。これにより、自然災害の発生時と同様に、通信障害の発生時にも「00000JAPAN」の解放が可能となる。

 携帯5社で大規模な通信障害が発生し、利用できない状態が継続する場合や、復旧までに時間を要する懸念がある場合、賛同する携帯事業者と公衆無線LAN事業者、自治体などのアクセスポイントから「00000JAPAN」を提供する。スマホやタブレット、PCなどの無線LANに対応した端末を持っていれば、「00000JAPAN」に接続することで、誰でもインターネット接続を利用できる。

 なお「00000JAPAN」は、緊急時の利便性の確保を優先するため、通信が暗号化されていない。