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シンガポール政府観光局、2023年夏は“グルメ旅”に注目! 美食家たちを刺激する成城石井コラボメニュー10品も発表

2023年8月1日 発表

シンガポール政府観光局が日本人に向けた2023年夏の新キャンペーンを発表

 シンガポール政府観光局(STB)は8月1日、「食」をテーマに展開する2023年夏のキャンペーンについてプレス発表会を開催した。

 多様な民族と文化が共存する国際都市シンガポールは、アジアのバラエティ豊かなローカルフードから一流ホテルのミシュラングルメまで揃う世界有数の食の都。

 今回はパートナー企業にエアトリ、成城石井、動画クリエイターのMrFuji From Japanを迎え、日本人のシンガポール旅行促進を図るさまざまな施策を展開していく。

3つのパートナーと協業することで「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」のコンシューマージャーニーを網羅する
シンガポール政府観光局 シニア・マネージャー 大石洋介氏が「食」をテーマにしたキャンペーン発足の背景について説明

 第1弾は、エアトリによるキャンペーン特設ページの公開。「シンガポール グルメ探索の旅 Culinary Journeys in Singapore」と題し、現地で役立つ観光情報を発信する。また同社グループが運営する旅行メディア「TRiP EDiTOR(トリップエディター)」ではシンガポールの定番から穴場まで、食にまつわる最新情報をレポートしていく。

OTAのエアトリがシンガポール旅行を促進する特設ページを公開
「TRiP EDiTOR」内ではシンガポールの食にまつわる最新情報をレポート
株式会社エアトリ 取締役会長・グループ創業者 大石崇徳氏

 第2弾は、成城石井による「シンガポールフェア 2023」の開催。8月4日から約1か月間、自家製シンガポール風惣菜やデザートなど計10品を全国205店舗で販売する。一部商品はネット限定セットとしてオンラインショップ「成城石井.com」でも購入可能。

 これら対象商品の購入レシートを貼って応募すると、抽選で日本~シンガポールペア往復航空券やシンガポール雑貨が当たるプレゼントキャンペーンも実施する。

新商品「成城石井自家製 シンガポール風チキンビリヤ二」(755円)
新商品「成城石井自家製 シンガポール風シーフードホワイトビーフン(500kcal以下)」(647円)
新商品「成城石井自家製 自家製サンバルで仕上げたシンガポール風ピリ辛チャーハン」(539円)
リニューアル品「成城石井自家製 シンガポール風海老スープヌードル」(755円)
リニューアル品「成城石井自家製 シンガポール風汁なしチャーシューワンタンミー」(755円)
リニューアル品「成城石井自家製 シンガポール風海南チキンライス」(755円)
販売中「成城石井自家製 海老とオクラのシンガポール風焼ビーフン」
販売中「成城石井自家製 シンガポール風ラクサ」
デザートは左から、リニューアル品「成城石井自家製 芋餅と紅はるか煮入りモーモーチャーチャー」(475円)と新商品「成城石井自家製 2種もちと沖縄県産黒糖使用黒蜜の豆花」(367円)
ペアリングにぴったりのお茶やお酒もバイヤーが厳選して販売。「ホーリー ソーヴィニヨンブラン ヌーヴォ」「ラ プティットペリエール ピノノワール」「SONOMAGARDENFOODS スイカジュース」など
株式会社成城石井 代表取締役社長 原昭彦氏
原社長とセントラルキッチンのエスニック料理長が4年ぶりに現地を視察し、こだわりの自家製総菜とデザートを開発したという

 第3弾は、動画クリエイター「MrFuji from Japan」とのコラボ。フジ、アナ、アーロンの国際色豊かなメンバー3人が現地を取材し、料理体験や人々との交流を通じて発見したシンガポールの魅力を独自の視点で紹介していく。動画は彼らの公式YouTubeチャンネルならびにSTB公式Facebookページにて、8月下旬から順次配信となる。

YouTubeを中心に活動する動画クリエイター「MrFuji from Japan」とコラボ
今回の発表会に動画で登場した3人。バクテーやプラナカンなど「シンガポール料理は一味違って進化している」という

 ともにユネスコの無形文化遺産に登録される和食とシンガポールの屋台料理。多くのシンガポール人は好きな料理に「日本食」を挙げ、日本でも日清食品グループ「カップヌードル シンガポール風ラクサ」やロイヤルホスト「シンガポールフェア」が話題になるなど、近年のムーブメントが示すように両国は「食によって築かれた特別な絆を共有している」とSTB 北アジア局長 セリーン・タン氏は言う。

シンガポール政府観光局 北アジア局長 セリーン・タン氏
日本とシンガポールのミシュラン獲得数
シンガポールの食の魅力は「多彩さ」「奥深さ」「ダイナミックさ」
「レザミ」や「オデット」など一流の店が集まるシンガポール
日本でも「カップヌードル シンガポール風ラクサ」などがブームに

 またSTB マネージャー 吉田明子氏によると2023年上半期、約15万人の日本人がシンガポールに、約25万人のシンガポール人が日本を訪れ、両国間の往来人数が2019年の約70%まで回復した。

 10月末にはシンガポール航空が羽田/関空/セントレア~シンガポール路線を増便。11月末にはジェットスター・アジア航空が那覇からの直行便再開を発表しており、渡航の機運も高まりつつある。

シンガポール政府観光局 マネージャー 吉田朋子氏
シンガポールでは2023年2月に隔離措置やワクチン接種証明などが撤廃された
円高・物価高でも、安くて美味しいシンガポールの「ホーカー(屋台メシ)」
2023年はツアーやアクティビティを無料で楽しめる「シンガポール・リワード」を展開
多民族国家ならではの多彩な料理のラインアップが魅力

 セリーン・タン局長は今回の取り組みについて、「今もなお進化を続けるシンガポールの食を入口として、新たな一面を体験いただく機会を創出できた」と喜びを示し、「食でつながる各パートナー企業の目線をとおし、美食家の情熱を刺激する革新的かつ新鮮なシンガポールの旅を提案したい」と語った。

成城石井 原社長がシンガポール政府観光局「フーディ・パーソナリティ」に就任
成城石井が展開するワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」7店舗でも本格シンガポールメニューが味わえる(8月4日~31日)。こちらは「シンガポール風海南チキンライス(宮崎産日南鶏もも肉使用)」(1529円)
「シンガポール風汁なしチャーシューワンタンミー」(1529円)
「2種もちと黒蜜の豆花 フレッシュマンゴーとバニラジェラート添え」(869円)
成城石井がオススメするシンガポール料理×ドリンクのペアリング
焼きビーフンにはジンジャーエールや白ワイン
ラクサにはルイボスミントティーやスパークリングワイン