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開業間近「箱根ホテル小涌園」を見てきた! 快適な全150室と温泉大浴場を設え、ソロから家族旅行まで楽しい最強リゾート誕生へ
夏に大規模リニューアル「ユネッサン」も無料で遊び放題
2023年6月29日 13:52
- 2023年7月12日 グランドオープン
藤田観光の運営する「箱根ホテル小涌園」(神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297)が、いよいよ7月12日にグランドオープンする。
箱根の老舗旅館として創業期から60年の歴史を歩んだ「箱根ホテル小涌園」。2018年1月の閉館からおよそ5年半にわたる建替え工事を終え、長年親しまれた名称と伝統を引き継ぐ新しいホテルとなって蘇る。
箱根小涌園は、日帰り温泉とプール「箱根小涌園 ユネッサン」を中心にそのまわりに立地する4つのホテル「箱根小涌園 天悠」「箱根小涌園 三河屋旅館」「箱根小涌園 美山楓林」「箱根ホテル小涌園」と2つのレストラン「蕎麦 貴賓館」「鉄板焼・しゃぶしゃぶ 迎賓館」からなるエリア一帯の総称。
はじまりは1948年に開業した旅館「箱根小涌園(現:蕎麦 貴賓館)」で、藤田観光グループ発祥の地でもある。箱根湯本駅からは路線バスを使って20分ほど。
新しい「箱根ホテル小涌園」では、滞在中ユネッサンが何度でも無料で入り放題。プールで思い切り遊び、多彩な温泉で癒やされ、食事でお腹を満たし、自然の美しさや文化にも触れるという、一体的な楽しみ方を提案するホテルをコンセプトとしている。
客室数は全150室。カジュアルツインルーム(22室)、スタンダードルームType-A(49室)、スタンダードルームType-B(52室)、和室(15室)、ユニバーサルデザインルーム(4室)、デラックスルーム(8室)とタイプも幅広く、1人旅からグループ利用、家族旅行まで、シーンに合わせて選びやすい。
4階にあるフロントロビーは神奈川県産のスギの木を使い、箱根旧街道の杉並木をイメージしたというこだわりの空間を設えた。
正面玄関の扉を開くと、まず絵画のように映える箱根外輪山と庭園の景色が目の前に広がる。入って左手には、大画面で操作しやすいセルフチェックイン/アウトの受付エリア、奥左手には、旧「箱根ホテル小涌園」の開業年を冠し、銘酒を取りそろえた「Bar 1959」が設けられている。
ちなみにホテル内は全館キャッシュレスになっており、客室内での事前精算を促すなどスムーズなサービスを推進しているのも特徴だ。
また最上階となる6階には、温泉大浴場「みょうじょうの湯」と「せんげんの湯」を構え、それぞれに開放的な露天風呂とドライサウナを完備。
そのほか檜造りと石造りの風情ある貸切風呂(予約制で1時間2500円)が計7室も用意され、プライベート空間で存分に湯浴みを堪能できる構造にしている。
なかでも箱根ファンにうれしいのが、1階にあるレストラン「フォンテンブロー」での食事。その店名とともに、伝統レシピを受け継いだ「小涌園ラーメン」や「小涌園チキンカレー」などホテルメイドの名物を味わえるという。
また、ライブキッチンではシェフが厳選食材を使ったステーキやオムレツなどを調理。ほかにも和洋中とバラエティに富んだ料理をビュッフェ形式で提供する。
赤ちゃん用の離乳食パウチがビュッフェ台に並んでいるのも子供連れ客の多い同ホテルならではの心遣い。飲み物もソフトドリンクから湯上りに飲みたいアルコール、キンキンに冷やしたジョッキまで用意している。
店内のテーブルやイスもゆったりとした大きさで使い心地がよく、また大きな窓から望む日本庭園の景色も美しい。清々しい空気のなかテラス席に座って四季の自然を眺めながら食事するのも可能だ。
館内にあるレストランは1か所のみで、朝食、ブランチ、昼食、夕食いずれもここでいただける。しかし前述のとおり周辺には同グループの食事処も複数あるので、好みに応じてチョイスするのもいいだろう。
急に入用になった宿泊アイテムやたくさんの箱根土産も、ホテルを出てすぐの交差点に斜め向かいに立つ、ユネッサン内に取りそろえてある。
そのほかホテル館内の至るところにコミュニティスペースが設けてあり、デジタルお絵描きが楽しめるプレイスペースやキッズコーナー、電源を完備したワークデスクなども。エステサロンや宿泊者は無料の駐車場(150台)、夏季には屋外プールを利用することもできる。
なお、宿泊予約の受付はすでに開始している。