青函フェリー、2023年3月就航予定の新造船名称は「はやぶさ2」。あさかぜ5号の代替船となる第913番船

青函フェリーは2023年3月に就航予定の新造船を「はやぶさ2」と命名した

　青函フェリーは、2023年3月に就航予定の約3000トン型の新造船を「はやぶさ2」と命名した。11月7日に、命名・進水式を函館造船所第1号船台で行なった。

「はやぶさ2」は、函館どつくに「あさかぜ5号」の代替船として発注した第913番船。従来船の船首の形を変えて波の抵抗を低減させ、船尾船底の構造なども大幅に見直すことで荒れがちな津軽海峡の波による揺れを押させる。

　推進部のスクリューやエンジンは、最大出力時の燃料効率を運航中のフェリーより5％程度向上。客室に伝わるエンジン音も軽減させる。

　船内のデザインは、函館市にゆかりのある五稜郭やおんこの木などをグラフィック化している。