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ガルーダ・インドネシア航空、2年半ぶりバリ島直行便再開。スティアプトラCEO「両国の結び付きがさらに強まる」

2022年11月1日 再開

ガルーダ・インドネシア航空が成田~デンパサール線を再開した

 ガルーダ・インドネシア航空は11月1日、成田~デンパサール線を週3往復(火・木・土曜)で再開した。

 新型コロナウイルスの影響で2020年4月から運休していたバリ島行きの直行便で、2年7か月ぶりの再開となる。成田空港ではデンパサール行きGA881便の出発を前に記念セレモニーを開催し、バリ舞踊の披露や民族音楽ガムランの生演奏などを行なった。

デンパサール行きGA881便のフライト時間は7時間15分、現地デンパサールの気温は29℃とのこと
搭乗記念用に用意されていた撮影パネル
乗客には、オリジナルのスーツケースベルトや運航再開初便搭乗証明書、現地免税店で使える商品券などが入った記念品が用意されていた

 成田空港第1ターミナルの26番搭乗口付近で行なわれたセレモニーには、ガルーダ・インドネシア航空 代表取締役CEOのイルファン・スティアプトラ氏が出席。「我が社にとって日本は常に重要な市場であり、今回のフライト再開によって日本とインドネシア両国間での経済活動・旅行を通じた結び付きがさらに強まることを願っている」とあいさつした。

セレモニーに出席したガルーダ・インドネシア航空の代表取締役CEO イルファン・スティアプトラ氏

 また、駐日インドネシア共和国大使館からは特命全権大使の代理として行使のジョン・チャフヤント・ブスタミ氏が出席。「9月のツーリズムEXPOジャパン2022でアンケート調査を行なったところ、バリ島は日本の皆さんにとって主要な行き先の1つであることが分かった」とし、「重要なステップである今日の定期運航便の再開に対して祝意を申し上げたい」と述べた。

ガルーダ・インドネシア航空 日本地区総代表 ソニー・シャフラン氏
駐日インドネシア共和国大使館行使 ジョン・チャフヤント・ブスタミ氏
バリ島の雰囲気を一足早く味わってもらいたいとバリ舞踊とガムランの生演奏も。バリ島のレストランなどで耳にするリンディック(竹琴)の音色が響き渡った
GA881の乗務員
イルファン・スティアプトラCEOから乗客代表に花束贈呈
最後は記念撮影で締めくくり
GA881便再開初便の搭乗開始。搭乗証明書などが入った記念品を受け取る乗客

 現在ガルーダ・インドネシア航空は羽田~ジャカルタ線を週2便で運航しており、今回の成田~デンパサール線の再開で日本とインドネシア間の運航は2路線、週5便体制となる。なお関空~デンパサールおよび関空~ジャカルタ線は現在運休中となっている。

成田~デンパサール線 運航スケジュール(2022年11月1日~)

GA880便: デンパサール(00時25分)発~成田(08時40分)着、火・木・土曜運航
GA881便: 成田(11時00分)発~デンパサール(18時05分)着、火・木・土曜運航

乗客131名を乗せてデンパサールへ向けて出発したGA881便