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山口県、八千代・獺祭・東洋美人など全国旅行支援で酒蔵を巡る旅を紹介
「旅々やまぐち割プラス」
2022年10月18日 07:00
- 2022年10月11日~12月20日 実施
山口県は、10月11日から実施している全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」について、県内に多数ある日本酒の酒蔵をアピールしている。
県によると、「豊かな土地に育まれた米と水を活かした日本酒が造られています。東洋美人や獺祭、雁木、天美など、多種多様で個性豊かな酒蔵が山口県にあることは、あまり知られていないかも」としたうえで、県の日本酒海外出荷量がこの10年で約15倍に急進していることにも触れ、世界的にも注目の産地に育っているという。
八千代酒造の「八千代」や旭酒造の「獺祭」のほか、さまざまな蔵元が蔵見学を実施しており、県では「年末にかけて旅をするときに訪ねていただきたい」としている。なお、県内の酒蔵の詳細は、山口県酒造組合のWebサイトで確認することができる。
企業名 | 代表銘柄 | 創業(西暦) | 所在地 |
---|---|---|---|
山城屋酒造株式会社 | 杉姫 | 慶長16年(1611年) | 山口市道場門前 |
金光酒造株式会社 | 山頭火 | 大正15年(1926年) | 山口市嘉川 |
新谷酒造株式会社 | わかむすめ | 昭和2年(1927年) | 山口市徳地堀 |
八百新酒造株式会社 | 雁木 | 明治10年(1877年) | 岩国市今津町 |
酒井酒造株式会社 | 五橋 | 明治4年(1871年) | 岩国市中津町 |
村重酒造株式会社 | 村重・金冠黒松 | 昭和34年(1959年) | 岩国市御庄 |
有限会社堀江酒場 | 金雀 | 明和元年(1764年) | 岩国市錦町 |
旭酒造株式会社 | 獺祭 | 昭和23年(1948年) | 岩国市周東町 |
株式会社はつもみぢ | 原田 | 文政2年(1819年) | 周南市飯島町 |
株式会社山縣本店 | 防長鶴 | 明治8年(1875年) | 周南市久米 |
株式会社中島屋酒造場 | 寿・カネナカ | 文政6年(1823年) | 周南市土井 |
金分銅酒造株式会社 | 金分銅 | 明治33年(1900年) | 下松市末武 |
三井酒造場 | 涛乃花 | 寛文8年(1668年) | 宇部市床波 |
株式会社永山本家酒造場 | 貴 | 明治21年(1888年) | 宇部市車地 |
永山酒造合名会社 | 山猿 | 明治20年(1887年) | 山陽小野田市厚狭 |
大嶺酒造株式会社 | Ohmine | 文政5年(1822年) | 美祢市秋芳町 |
長州酒造株式会社 | 天美 | 明治4年(1871年) | 下関市菊川町 |
中村酒造株式会社 | 宝船 | 明治35年(1902年) | 萩市椿東 |
岩崎酒造株式会社 | 長陽福娘 | 明治34年(1901年) | 萩市東田町 |
有限会社岡崎酒造場 | 長門峡 | 大正13年(1924年) | 萩市川上 |
八千代酒造合名会社 | 八千代 | 明治20年(1887年) | 萩市吉部 |
株式会社澄川酒造場 | 東洋美人 | 大正10年(1921年) | 萩市中小川 |
阿武の鶴酒造合資会社 | 阿武の鶴 | 明治30年(1897年) | 阿武町奈古 |
株式会社竹内酒造場 | 錦世界 | 明治42年(1909年) | 防府市千日 |
山口県の全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」は、他県同様10月11日~12月20日(12月21日チェックアウト含む)に実施しており、旅行代金のうち40%(交通付旅行商品は1泊につき上限8000円/それ以外は上限5000円)を補助し、お土産の購入などに利用できるクーポン(平日3000円分/休日1000円分)を付与するというもの。
対象は日本国内に居住する旅行者で、新型コロナワクチンを3回接種済み、またはPCR検査などの陰性証明書を提示できることとなっている(県民は2回接種/陰性証明でも可)。