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トルコの美しいダイビングスポット10選を紹介。黒海・マルマラ海・エーゲ海・地中海に沿った8000km以上の海岸線
2022年7月19日 11:00
- 2022年7月15日 発表
トルコ共和国大使館・文化広報参事官室は、トルコの美しいダイビングスポット10選を紹介している。
トルコは黒海、マルマラ海、エーゲ海、地中海に沿った8000km以上の海岸線を有し、穏やかなターコイズブルーの海で1年中ダイビングを楽しめる。多様な海洋生物も生息し、珊瑚礁や渓谷、洞窟、沈没船などを探索できる。
ウチャンバルック、カシュ・アンタルヤ
トルコのリビエラに位置するカシュは、21のダイビングスポットを有する。なかでもウチャンバルックは、水深55メートルから71メートルとダイバーにとって見逃せない場所としており、第二次世界大戦中にメイスを爆撃した際に撃墜されたイタリアの爆撃機サヴォイア・マケティーSM79型の残骸もある。
アクアリウム湾(アクアリウム・コユ)、フェティエ(ムーラ)
フェティエのアクアリウム湾は、初心者から経験豊富なダイバーまで楽しめるダイビングスポット。多様な海洋生物と出会うことができるという。
大小のサンゴ礁(ビュック・ヴェ・キュチュック・レスィフ)、ボドルム(ムーラ)
ボドルム半島には20のダイビングスポットが位置しており、大小の珊瑚礁も有する。水深7m~33mのダイビングスポットには、魚の群れやさまざまな水生生物が生息している。
海賊の洞窟と恋人の洞窟(コルサン・ヴェ・アーシュクラル・マーラス)、アンタルヤ
アンタルヤ県のアランヤには、2つの海底洞窟がある。海賊(コルサン)洞窟では、深さ25mの沈没船を見ることができ、夜間に浮上すれば懐中電灯で洞窟内のコウモリも観察できる。恋人たちの洞窟は、アランヤ港から15分の場所に位置し、水深21mの古代船のいかりや水中生物の様子を楽しめる。
ダナ島(ダナ・アダス)、メルスィン
ヒッタイト、アッシリア、ペルシャ、ギリシャ、ローマ、アルメニア、セルジューク、オスマン帝国にわたり人が住んでいた都市で、古代の遺跡があるダイビングエリアとなっている。ダナ島は、東地中海の歴史を通じて商業・軍事遠征や海上社会の要所で、付近で3000年前の造船所やローマ時代の独立都市・ピティウサの遺跡も発見された。
カドゥルガ湾(カドゥルガ・コユ)、マルマリス
マルマリスの海は透明度が高く、あらゆるレベルのダイビングが可能。水深15mには、ウツボや岩にくっついた何百ものアンフォラに囲まれるヘレニズム時代の沈没船がある。
フェネル島(フェネル・アダス)、チェシュメ・イズミル
海綿、サンゴ、鯛などの海の生き物が生息している。幸運なダイバーは、島の古い洞窟でアザラシに遭遇することもあるという。
ゲリボル歴史海中公園(ゲリボル・ターリヒィ・スアルトゥ・パルクゥ)、チャナッカレ
第一次世界大戦の戦線の1つであったダーダネルス海戦の沈没船216隻がある。ゲリボル歴史海中公園として2021年9月にオープンし、1915年に魚雷を受けて沈んだ貨物線「ランディ号」や「HMSマジェスティック号」「キャプテンフランゴス号
など、水深18m~28mにわたって14種類のダイビングスポットを用意している。
ヘイベリ島(ヘイベリ・アダ)、カルカン(アンタルヤ)
ヘイベリ島は、カルカン港から45分の場所に位置する。南側には2つの小さな島があり、その周りを泳ぐことが可能。最大水深は24mで、ヨーロッパキダイの群れや葦や岩に隠れた大きなハタ、沈没船を見ることができる。
青の洞窟(マーヴィ・マーラ)、ケコワ(アンタルヤ)
そのトンネルの青い光から名づけられた青の洞窟は、内部と外部に通路のように水路と小島があり、内部には浮上できるスペースがある。サンゴや季節のカラフルなエビなどが生息しているという。