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上越新幹線、最高速が240km/hから275km/hへ向上して7分短縮。2023年春のダイヤ変更に向け準備

2022年6月7日 発表

JR東日本は上越新幹線の速度向上により所要時間を最大7分短縮する

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は、2023年春を目処に上越新幹線の速度を向上させ、所要時間を短縮する。

 2019年5月に発表した上越新幹線(大宮~新潟間)の速度向上に必要な地上設備工事を完了する見通しが経ったため、来春から最高速度向上によるダイヤの変更を実現できるよう準備を進める。これにより、現行時速240kmのところ時速275kmで走行することが可能となり、所要時間が最大7分程度短縮される。大宮~高崎間を走行する北陸新幹線についても、最大2分程度の時間短縮を見込んでいる。

 対象車両はE7系。なお、上越新幹線は2022年度末に全列車をE7系に統一する予定となっている。