新空港線（蒲蒲線）、東京都3割・大田区7割負担で合意。羽田空港へのアクセス向上

大田区と東京都は蒲蒲線整備事業の費用負担について合意した

　大田区と東京都は、新空港線（矢口渡～京急蒲田）整備事業の費用負担について合意した。

　新空港線は、JR・東急蒲田駅と京急蒲田駅の間の約800mを鉄道で結ぶことにより、区内の東西交通の移動利便性を向上させる。また、東急東横線や東京メトロ副都心線などとの相互直通運転が可能となることで、羽田空港が渋谷・新宿・池袋の都市や和光・所沢・川越などの東京圏北西部とつながり、広域的な鉄道ネットワークが形成される。

　今回の合意では、大田区が整備主体となる第三セクターに出資することや、都市鉄道利便増進事業の地方負担分については、東京都が3割、大田区が7割とすることなどを決定した。