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セイコー プレザージュ、白磁の有田焼ダイヤルモデル。釉薬で表面を仕上げる立体感

2022年6月10日 発売

セイコー プレザージュから白磁の有田焼ダイヤルモデルを発売する

 セイコーウォッチは6月10日、「セイコー プレザージュ」から、「クラフツマンシップシリーズ 有田焼ダイヤルモデル」(SARX095)を発売する。価格は19万8000円前後。

 立体的な湾曲を持つ白磁ダイヤルは、 1mm程度の厚みの中で、 柔らかな高低差を表現する。創業190 年以上の老舗「しん窯」に所属する陶工、橋口博之氏監修のもとで実現した。

 釉薬で表面を仕上げることで、磁器特有の立体感を出している。白いダイヤルには、青いインデックスと針を組み合わせた。

 腕時計としての耐久性を実現するため、従来の4倍以上の強度を有する磁気素材を用いる。さらに、超高精度の鋳型による鋳込み工程を経て、1300℃の高温で焼成し、施釉と複数の焼成を重ねている。

 さらに、キャリバー「6R31」を搭載。コンパクトな自動巻き機構と約70時間のパワーリザーブを有するため、週末の金曜にぜんまいを最大に巻き上げておけば、月曜の朝にそのまま使用できるという。