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ムーミンバレーパーク、日本最大級アンブレラスカイに行ってみた! 原作絵本をモチーフに1200本の傘の回廊

2022年4月27日~7月3日 実施

約1200本の傘を使ったムーミンバレーパークのアンブレラスカイは日本最大級!今年もスタートしました

毎年大人気のアンブレラスカイ。2022年は「ムーミン谷へのふしぎな旅」がモチーフ

隣接する無料エリアのメッツァビレッジも緑がキレイでした

ムーミンバレーパークは、日本最大級の傘の回廊「ムーミン谷とアンブレラ」を4月27日にスタートしました。会期は7月3日まで。

 3回目となる2022年のアンブレラスカイは、ムーミンの原作絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」がモチーフ。“イマジネーションの気球に乗って、どこにでも飛んでいこう”をテーマに、自由や夢のシンボルとして気球のモチーフが初めて登場したりと、昨年とはまた違ったカラーリングが新鮮です。先日行なわれたプレビューの様子をレポートします。

ムーミンバレーパークへ向かう宮沢湖畔の景色。新緑のなかに灯台などの建物が見えてきます
先月開業3周年を迎えたムーミンバレーパーク
インフォメーションなどが入る「はじまりの店」からアンブレラの装飾が
ここからアンブレラスカイがスタートです

 アートディレクターを担当した鈴木マサル氏によると、「今回は、スサンナという女の子が気球に乗ってムーミン谷へ旅をする原作絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」のストーリーに合わせてアンブレラを展開しています。意識したのは場面場面に沿ってカラーが変化していく様子。最後の方で登場するレインボーカラーの傘は、原作者トーベが水彩画で描いたカラフルな場面にリンクしています。ぜひムーミンバレーパークならではのアンブレラスカイを堪能ください」とのことでした。

赤から次第にピンクカラーに
ところどころに気球のモチーフが
グリーン系からブルー系に
傘の下にムーミン谷の仲間たちが吊り下がっています
トゥーティッキもいます
このネコは「スサンナのだいじな、ねぼすけネコ」だそう

 鮮やかなビタミンカラーのアンブレラが約200mにわたって頭上を彩る光景は圧巻で、傘の回廊の下では誰もが立ち止まってスマホのカメラを向けてしまうはず! 木漏れ日から差し込む光が美しい晴れの日も、若葉から傘に落ちる雨音が聞こえてきそうな雨の日も、どちらもオススメな「ムーミン谷とアンブレラ」。期間中ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

木々のグリーンが映える赤と紫
回廊終盤のアンブレラはレインボーカラーで物語のクライマックスを表現
アンブレラスカイを観に来たスナフキンに遭遇しました。物思いに耽りながら見上げていましたよ
「ムーミン谷とアンブレラ」のデザイン監修は昨年に続きテキスタイルデザイナーの鈴木マサル氏

「ムーミン谷へのふしぎな旅」関連グッズいろいろ、コラボドリンクも登場

パズルやポーチ、めそめそのぬいぐるみ、トレイなど

 今年のアンブレラスカイのモチーフとなった原作絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」の関連グッズが、コケムス1階の「ムーミン谷の売店」などで販売中です。水彩タッチの美しいシーンがパズルやポーチ、トレイなどのグッズになっていますよ。

原作絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」の最後のシーン
そのシーンを立体再現した展示がコケムス3階の展示施設に。ぜひ足を運んで物語の追体験してみて

 またアンブレラスカイ期間中の限定メニューとして「アンブレラスカイソーダ」が登場しています。初夏らしいブルーとグリーンの色で、味は青りんご味のさっぱりソーダ。パーク入り口のレットゥララウンジで飲むことができます。

グリーンとブルーのゼリーが2層になった爽やかな「アンブレラスカイソーダ」は900円
リトルミイの特製マドラーは持ち帰り可能です

 さらにアンブレラスカイコラボ商品として、虹色7色の綿菓子も。アンブレラスカイのクライマックスを飾るレインボーカラーの傘に合わせたもので、こちらも7月3日までの期間限定商品とのこと。高密度の密閉容器で日持ちもするのでお土産にもよいかも。

レインボーコットンキャンディ(綿菓子)は1500円。製造後賞味約180日

 サステナブルやエコ活動に積極的に取り組むムーミンバレーパークでは、アンブレラスカイで使った傘を再利用する取り組みを実施中です。昨年のイベントで使用した傘をアップサイクルして作られたトートバッグはオンラインで販売し好評だったそう。イベント終了後の傘が捨てられずに再利用されるって素晴らしいですね。

役目を終えたビニール傘を再利用したオリジナルトートバッグ(7000円)。昨年分は完売したそう
内側にリトルミイ柄のポケット付きです
雨の日も楽しめるレインポンチョなどのオリジナルグッズもいろいろ
雨に濡れるとリトルミイが持っている傘の柄が浮き出る長傘(2200円)
長傘(リースパターン)は2750円
優しい色合いで気分がアガりそう

パーク内は春真っ盛り♪ 今週末は初のフラワーマーケットも開催

現在春のイベント「Spring Festival」を開催中

 5月8日まで春のイベント「Spring Festival」を開催中のムーミンバレーパークですが、園内はまさに春真っ盛りで、植えられた色とりどりの花がとってもキレイ! 特にムーミン屋敷の入り口周辺はお花畑のようになっていて、青い建物に合わせてブルーを意識した植え込みが見事でした。

いつ見ても美しいムーミン屋敷
ネモフィラの青が効いていますね
園内のいたるところに花壇が

「Spring Festival」のスペシャル企画として開催中の「Floating Flower Walk ~ムーミンバレーパークの花手水~」も思わずカメラを向けてしまうフォトスポット。春に咲く旬の花を水の上に浮かべたデコレーションが目を楽しませてくれます。毎週金曜日の花の入れ替えの日には、使われていた生花を希望者に無料でプレゼントする取り組みも。またInstagramフォトコンテストも実施中です。

“花手水(はなちょうず)”をアレンジしたデコレーション。園内各所に15か所以上点在するこの「フローティングフラワー」は毎週金曜日にお花が入れ替わります
コケムスの2階テラスから見下ろすムーミン屋敷
「エンマの劇場」で1日2回(12時00分/14時30分)開催される約15分のショーの真っ最中

パーク内をお散歩するムーミンたち

ショーを終えたムーミンがムーミン屋敷に歩いてきてくれました

「SPRING FESTIVAL」とのコラボレーションとして盛りだくさんな内容なのが「Moominmamma's Rose」(ムーミンママのバラ)フェアです。期間中はムーミンママがバラの飾りを身につけてゲストを歓迎してくれます。この日は12時からのショーを終えて園内をお散歩しているパパとママに遭遇! 耳の横にバラを付けたムーミンママ、とっても素敵でしたよ。

ムーミンママをエスコートするムーミンパパ。一定の距離を保っての写真撮影になりますが、手を振ればちゃんと目線をもらえますよ

 また4月30日と5月1日には、水浴び小屋通りの特設スペースで初のフラワーマーケットを開催。地元飯能を中心としたお花屋さんが出店して、ムーミンママお気に入りのバラなどが並ぶそう。この日にお花を購入すると、ムーミンバレーパークオリジナルのフラワータグが付いてくるそうです(数量限定)。

ムーミンはなにやら花壇のお花を自慢したい様子
いつでもゲスト思いのムーミンです
ふらりと登場したスナフキン。アーチ型の橋がよく似合います

ムーミン谷の売店には新商品いろいろ

「Moominmamma's Rose」限定デザインのグッズがいろいろ。母の日のプレゼントに!

 いつ行っても物欲が刺激されるコケムス1階の「ムーミン谷の売店」には、ムーミンママをテーマにしたグッズの特設ミニコーナーができていました。並んでいたのはマグカップにパンケーキミックス、富士ホーロー製の角型みそポットなど。ムーミンバレーパークで母の日のプレゼント選びをしてみては?

マグは1650円
角型みそポットは3300円
パンケーキミックスは647円
「Moominmamma's Rose」限定デザインのグッズを購入すればオリジナルカードがもらえます。私はパンケーキミックス購入でいただきました
プレゼントに添えたいカード類もいろいろありますよ
小分けのチョコレートが入ったムーミンハウス缶は新商品(972円)
これ、お土産の定番になりそうな予感
マグいろいろ
限定のパークロゴソックスは550円
並びがよい感じ
ついついあれもこれもと欲しくなる「ムーミン谷の売店」なのでした

フルーツをモチーフにした人気のフルーツサンドにローズデザインが登場

 アンブレラスカイのエリアにある水浴び小屋通りのショップでは5月8日まで人気のフルーツサンドを販売中です。いちごを使ったローズサンド、バナナを使った金木犀サンド、みかんを使ったガーベラサンドなど、お花をモチーフにした映える断面がとってもかわいい! あまりのかわいさにどうしても見過ごすことができず、帰りに購入しちゃいました。

萌え断面♪
なんてラブリー
その場で食べない場合は保冷剤を入れてくれます。ちなみに(あまり萌え要素のない)左は、糖度が高くてリピート率No.1だというパイナップル。めちゃくちゃ美味しかったです
GWはお花いっぱいのムーミンバレーパークでムーミンの世界観に浸ってみては?