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国道400号 下塩原バイパス、3月26日開通。塩原温泉郷へのアクセス向上

2022年2月1日 発表

栃木県は国道400号 下塩原バイパスを3月26日14時に開通する

 栃木県は、国道400号 下塩原バイパスを3月26日14時に開通する。

 下塩原バイパスは、栃木県那須塩原市塩原~関谷間で整備を進めているもので、2011年に関谷側の1期工区、1.6km区間が開通済み。今回開通するのは2期工区、2kmの区間で、本区間開通により全線、3.6kmが開通することになる。

 塩原温泉郷へのアクセス道である一方、現道は道幅が狭く、カーブも連続しているほか、累積降雨量200mmに達した際に通行止めを行なう区間がある脆弱な道路となっている。バイパスの整備で通行規制区間が解消することなどにより、地域の安定した通行が確保され、観光をはじめとるする地域産業活性化に寄与することが期待されている。

 なお、新たな開通区間は、主に2つの橋梁と1つのトンネルによって構成され、各名称は関谷側から順に「留春大橋」「潜竜峡トンネル」「夕の原橋」となった。

2橋梁の名称は「留春大橋」「夕の原橋」に決定。中間に「潜竜峡トンネル」をはさむ格好となる
国道400号 下塩原バイパスの概要