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ANA、年末年始の国内線旅客数はコロナ前の7割強。小山田支店長「順調な回復」

2021年12月24日 実施

全日本空輸株式会社 執行役員 東京空港支店長 小山田亜希子氏

 ANAは12月24日、年末年始の国内線予約状況について、東京空港支店長の小山田亜希子氏が説明した。

 24日付の最新データによると、提供座席数167万6919席に対して予約数は113万7633人(予約率67.8%)で、対前年比で26.8pt増、対前々年比では9.5pt減という現状という。

 2020年度は予約数約74万人のところ搭乗実績は約70万人で、コロナ前(2019年度)の約4割にとどまったというが、2021年度はコロナ前の約7割強を見込んでおり、「順調な回復」と表現。小山田氏は、「緊急事態宣言の解除以降、週末に家族連れや友人と旅行を楽しむ姿を見られるようになった。年末年始は、12月29日と1月3日を中心に多くの予約が入っている。ワクチン接種を終えて、PCR検査をしたうえで2年ぶりに(帰省して)家族とゆっくりと過ごしたいという声も聞こえている」と、羽田ににぎわいが戻ってきていることを紹介した。

2021年度の年末年始は、コロナ前の7割まで回復見込み
12月24日朝の羽田空港第2ターミナルの様子