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JR常陸大宮駅の新駅舎・自由通路のデザイン決定。2025年までに駅舎や駅前広場など順次整備
2021年11月2日 18:02
- 2021年11月2日 発表
茨城県常陸大宮市は11月2日、JR水郡線 常陸大宮駅周辺の整備計画に基づいて予定している常陸大宮駅の新駅舎と自由通路の基本設計が完了し、イメージ図を公開した。
本計画では、駅周辺の将来像「魅力と活気あふれる快適なまちづくり」を実現するため、「市民が親しみを感じる駅舎」「魅力ある周辺環境を創造する場」「ひとにやさしい空間」を基本方針に計画を整備。
2025年までを第1期の重点整備期間と位置付け、JR東日本(東日本旅客鉄道)とも連携して、駅舎や自由通路、東西駅前広場、駅へのアクセス道路となる都市計画道路 大宮停車場線などの整備を進める。
新駅舎は、屋根に包まれた「カコイバ:屋根に囲われた駅舎空間」をデザインコンセプトに、1820年から現在まで続く「西塩子の回り舞台」をモチーフとした大きな屋根によって、東口駅舎と西口駅舎、自由通路などが一体的な場として共存する空間を創出。自由通路への市産材利用などにより、地域や地域産材の魅力を発信する場としても活用する。
東口は、駅周辺の低層の住環境と調和したデザインとし、人々のにぎわいや交流が生まれる空間をつくる。一方、西口は河岸段丘と対応した風景と調和したデザインを採用。新しく整備される西口駅前広場への眺望も確保する。