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Go To トラベル早期再開を斉藤国交相に申し入れ。JATA、ANTA、全国知事会共同で

2021年10月7日 実施

Go To トラベル再開に向けて国土交通大臣へ要望書。右から村井宮城県知事、広瀬大分県知事、斉藤国交大臣、JATA菊間会長、JATA髙橋副会長、ANTA近藤副会長

 JATA(日本旅行業協会)、ANTA(全国旅行業協会)、全国知事会は10月7日、国土交通大臣の斉藤鉄夫氏に要望書を出した。

 要望書は、「ウィズコロナ・ポストコロナにおける観光・交通事業の復活及び災害に屈しない強靭な国土づくりに向けた緊急要望」と位置づけており、地域の活性化に資する観光活動の促進のため、県境を越えた隣接県ならなるエリア単位での宿泊キャンペーンの実施や、その全国版であるGo To トラベルが不可欠であるとして、早期の再開を求めている。

 また、年内のデジタル化を予定しているワクチンパスポートについては、海外での使用可能国・地域の拡大と、「ワクチン・検査パッケージ」の活用による県境を越えた移動再開を求めており、その具体策の検討・実施によって摂取率の向上にもつながるとしている。

 このほか、雇用調整助成金特例措置の延長や業界への支援、地域観光資源のための予算確保やデジタル化のための共通プラットフォームの構築などを要望している。