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ゼンリンミュージアムと海上保安庁がコラボ。特別展示「近代海図の誕生と伊能図 ~海図150周年特別展示~」

2021年9月14日~12月26日 実施

ゼンリンミュージアムと海上保安庁が特別展示「近代海図の誕生と伊能図 ~海図150周年特別展示~」を9月14日から実施。「海図第一号『陸中國釜石港之圖』(海上保安庁海洋情報部所蔵)」など13点を展示する

 ゼンリンミュージアムは9月13日、海上保安庁 第七管区海上保安本部とコラボレーションし、特別展示「近代海図の誕生と伊能図 ~海図150周年特別展示~」を実施することを発表した。

 1871年92月12日に、日本単独で近代技術による海洋調査、海図作製(近代的な水路業務)を行なう兵部省海軍部水路局を創立。1872年に海図「陸中國釜石港之圖(りくちゅうのくにかまいしこうのず)」を刊行。海上保安庁では、2021年に海図150周年記念事業を展開している。

 展示では、水路局創立の時代背景や、先駆者となった柳楢悦の業績、近代海図における「伊能図」の役割を、地図や海図、資料など13点とともに紹介。常設展示室の第2章「伊能図」を一体として観覧できる。

 特別展示の会期は9月14日~12月26日。会期中の平日14時~14位j30分には、Zキュレーターによる無料のガイドツアーも開かれる。ゼンリンミュージアムの開館時間は10時~17時(最終入館16時30分、月曜定休)。入館料は一般1000円で、特別展示も入館料のみで観覧可能。

展示品例
伊能図謄写図「伊能図第百八十一号 豊後」(海上保安庁海洋情報部所蔵)
英国海図No.2415「NAGASAKI HARBOUR」(英国水路部所蔵)