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JR各社、お盆期間の輸送概況を発表。前々年比30%台にとどまる

2021年8月18日 発表

お盆期間の輸送概況を発表

 JR各社は、お盆期間(8月6日~17日)の輸送概況を発表した。

 特急・急行列車の輸送量は、対前年同曜日比較でJR北海道(4区間)が97%、JR東日本(16区間)が134%、JR東海(9区間)で138%、JR西日本(11区間)で130%、JR四国(3区間)で110%、JR九州(3区間)で114%となった。

 各社とも、新型コロナウイルスの影響をもっとも受けた前年よりおおむね伸長しており、特に本州3社は130%を超えているが、コロナ前の前々年(2019年)の利用者数で比較すると、JR東日本が31%(180.3万人)、JR東海が33%(165.1万人)、JR西日本が31%(109.5万人)と30%台前半にとどまっている。また、本州付近に停滞した前線による大雨などの影響で、遅延や運休が発生していた。