栃木県、国道293号「楡木バイパス」1期区間を8月4日全線開通。鹿沼南バイパスにつながる2期工区は年度内にも着手へ

栃木県は国道293号「楡木バイパス」I期工区を8月4日11時に全線開通する

　栃木県は7月26日、国道293号「楡木バイパス」のI期工区のうち、未開通となっていた延長0.7kmを8月4日11時に開通することを発表した。3月22日に開通した延長約1.6kmと合わせ、I期工区の区間全線が開通することになる。

　鹿沼市樅山～楡木地域における国道293号の交通混雑緩和のため、国道293号の現道と、黒川を挟んで並行するバイパスを県と市が整備を進めているもの。

　楡木バイパスI期工区と合わせ、北側は市道0020号が3月に開通。8月の2期工区の開通時には南側の市道0363号の整備が完了し、県道6号宇都宮楡木線と接続する。

　また、栃木県では楡木バイパスと、鹿沼市南部の「鹿沼南バイパス」の間を結ぶ区間についても楡木バイパスII期工区、延長約3kmについても2021年度内の事業化を計画。2030年度までの暫定2車線開通を目指している。

楡木バイパスI期工区

国道293号楡木バイパスII期工区