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熊野尾鷲道路 尾鷲北~尾鷲南が8月29日全線開通。紀勢道~熊野大泊IC間の分断解消

2021年7月21日 発表

熊野尾鷲道路(II期)尾鷲北IC~尾鷲南IC間が8月29日に全線開通

 国土交通省 中部地方整備局 紀勢国道事務所は7月21日、三重県尾鷲市内で整備を進めている国道42号 熊野尾鷲道路(II期)を、8月29日15時に全線開通することを発表した。

 尾鷲北IC(インターチェンジ)~尾鷲南IC間、延長5.4kmの整備を進めていたもので、2013年までに開通済みの熊野尾鷲道路(E42)尾鷲南IC~熊野大泊IC間と、北側の紀勢自動車道(E42)の間のミッシングリンクを解消。高規格道路で連続してアクセスすることができるようになる。

 本道の開通で、南海トラフ巨大地震の津波浸水想定区域を避けたネットワークを形成するとともに、名古屋などの都市部と東紀州エリアのアクセス向上により、夏期の日帰り客をはじめとする観光入れ込み客数のさらなる増加が期待されている。

 なお、三重県では本区間の開通を記念し、7月26日から県庁1階で記念パネル展を開催する。

開通区間
開通効果