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山陰道、三隅・益田道路のトンネル4本すべて貫通へ。2025年度の開通を予定

2021年7月15日 発表

山陰道 三隅・益田道路の4本のトンネルすべてが間もなく貫通

 国土交通省 中国地方整備局 浜田河川国道事務所は7月15日、山陰自動車道(E9)三隅・益田道路で計画している最後のトンネルが7月22日に貫通する予定であることを発表した。当日は地元の代表者や児童らと貫通の瞬間を迎え、児童によるお絵かきや記念撮影などを行なうイベントを開く。

 山陰道 三隅・益田道路 石見三隅IC~遠田ICでは、延長15.2km区間内に4か所のトンネルを計画。2017年10月に「新木部トンネル」(延長306m)、2018年6月に「古市場トンネル」(延長247m)、2019年5月に「土田トンネル」(延長397m)が貫通しており、2021年7月22日の「岡見トンネル」(延長938m)を持って、4本すべてのトンネルが貫通することになる(トンネル名はいずれも仮称)。

 開通は2025年度を予定。並行する国道9号は同地域の東西を結ぶ唯一の幹線道路であることから、災害などによる通行止め時に大きな迂回が必要となっている。本道の開通でその課題を解消し、東西の地域交流促進、産業/観光振興を図る。

位置図
2021年度の事業内容