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ゲリラ豪雨のピークは8月中旬~下旬。日本海側中心に多い見込み

ウェザーニューズ「ゲリラ豪雨傾向 2021」

2021年7月12日 発表

ウェザーニューズが「ゲリラ豪雨傾向 2021」を発表。画像は2021年ゲリラ豪雨予想発生回数

 ウェザーニューズは、「ゲリラ豪雨傾向 2021」を発表した。

 2021年7月~9月のゲリラ豪雨は全国で約7万5000回発生する予想で、発生回数は2020年に比べ1.2倍になる見込み。特に、湿った空気が流れ込みやすい日本海側を中心に発生回数が多くなる予想となっている。

 今シーズンのゲリラ豪雨のピークは8月中旬~下旬で、9月中旬からは終息に向かう見通し。

 ゲリラ豪雨のピークをエリア別に見ると、北日本は8月下旬、東日本と西日本は8月中旬~下旬となっている。

 1回のゲリラ豪雨で、激しい雨による冠水や浸水、落雷による停電や交通機関のまひなどさまざまな被害が懸念されるため、同社は「天気の急変に特に注意が必要」と呼びかけている。

2021年ゲリラ豪雨予想発生回数(2020年比)
7~9月のゲリラ豪雨発生傾向(全国)
湿った空気が本州の日本海側に入りやすいため、ゲリラ豪雨は日本海側や北日本で多くなる予想
7~9月のゲリラ豪雨発生傾向(北日本)
7~9月のゲリラ豪雨発生傾向(東日本)
7~9月のゲリラ豪雨発生傾向(西日本)