ニュース

九州中央道 高千穂日之影道路が8月21日全線開通。国道218号をトンネル2本でショートカット。高千穂エリアのアクセス向上

2021年7月9日 発表

2021年8月21日 開通

九州中央自動車道 高千穂日之影道路 日之影深角IC~平底交差点間が8月21日開通

 国土交通省 九州地方整備局 延岡河川国道事務所は7月9日、九州中央自動車道(E77)高千穂日之影道路 日之影深角IC(インターチェンジ)~平底交差点間を8月21日に開通する予定であることを発表した。

 九州中央道の一部を成す高千穂日之影道路は、国道218号 雲海橋交差点~平底交差点を結ぶもの。延長約5.1kmのうち、雲海橋交差点~日之影深角IC間の約2.8kmは2018年11月11日に開通しており、8月21日に日之影深角IC~平底交差点間の約2.3kmが開通することで、全線が開通することになる。

 新たに開通する日之影深角IC~平底交差点間の延長約2.3kmのうち、1.665kmは新平底トンネルとなる。開通済み区間も2.306kmは大平山トンネルで構成されており、並行する国道218号をトンネル2本でバイパスする本道の開通で、高千穂峡を初めとする観光資源を持つ高千穂町へのアクセスが向上。

 延岡市と高千穂町の間の所要時間は、開通済みの東九州自動車道(E10)延岡JCT(ジャンクション)を結ぶ北岡延岡道路と併せて利用することで、国道218号のみを利用した場合と比べて、約68分間から約36分間へと半分近く短縮できると見込まれている。

位置図
宮崎市/延岡市方面~高千穂エリアのアクセスを向上
工事の進捗
開通効果