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ウェザーニュース、「線状降水帯マップ」で10分毎にリスクを自動検知。アプリでリアルタイム解説

2021年6月 提供開始

ウェザーニュースで「線状降水帯マップ」の提供を開始した

 ウェザーニューズは、スマホアプリ「ウェザーニュース」で、線状降水帯の発生や発生リスクをリアルタイムで解説する「線状降水帯マップ」の提供を開始した。

 線状降水帯は、一度発生すると同じエリアで強雨が長時間継続し、河川の氾濫や土砂災害などの甚大な被害を引き起こす恐れがある。2014年8月の広島豪雨や2018年7月の西日本豪雨、2020年7月の熊本豪雨がこれにあたる。発生リスクのあるエリアや時間の大まかな予測はできるものの、実際にいつ・どこで発生するかのピンポイントな予測は難しいことから、発生の兆候をいち早く伝えるため「線状降水帯マップ」の提供を決定した。

 同機能では、独自の気象解析システムを用いて線状降水帯を10分毎に自動検知し、マップ上に表示する。さらに、線状降水帯の停滞継続時間や今後の移動予測など、気象予報士による詳しい解説も確認できる。

 また、24時間生放送の気象情報チャンネル「ウェザーニュースLiVE」では、同機能を用いて、線状降水帯のリスクや防災上の注意点を気象予報士の生の声でリアルタイム解説する。