ニュース

東北・北海道新幹線はやぶさ、すべての1号車が「リモートワーク推奨車両」に

2021年6月14日~7月16日 実証実験期間

「リモートワーク推奨車両」を用意

 JR東日本とJR北海道は、新幹線オフィス実証実験の第2弾として東北・北海道新幹線を走る「はやぶさ」の全列車の1号車を「リモートワーク推奨車両」とする。実証実験の期間は6月14日~7月16日。

 必要な乗車券類を購入し、対象列車に乗車後、「リモートワーク推奨車両」(1号車)に移動する。リモートワーク環境向上のため、B席・D席以外の空いている座席を利用できる。座席指定はなく、推奨車両の席予約はできないため隣接する2号車の座席指定席の購入が推奨される。

6月14日~30日のツール体験区間
7月1日~16日のツール体験区間

 さらに、「リモートワーク推奨車両」において快適で効率的なリモートワークを体験するためのツールを貸し出す。ツールには、auのLTE回線を利用できる「Wi-Fiルーター」、周囲の音を低減するノイズキャンセリングヘッドホンと視界を調整できるパーテーションで構成された「WEAR SPACE」、骨の振動を利用して音を伝える「骨伝導ヘッドセット」がある。

 さらに、PCのサブモニターとして利用できるスマートグラス「MOVERIO」、会話内容の漏洩と会話の侵害を防ぐスピーチプライバシーシステム「VSP-2」も貸し出され、試供品として「抹茶入りお~いお茶」も提供する。

「WEAR SPACE」
「骨伝導ヘッドセット」
スマートグラス「MOVERIO」
スピーチプライバシーシステム「VSP-2」