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阿佐海岸鉄道、阿佐東線のDMV運行路線の運賃の上限認可を申請
2021年5月31日 18:44
- 2021年5月31日 発表
国土交通省 四国運輸局は5月31日、阿佐海岸鉄道からDMV(Dual Mode Vehicle:デュアル・モード・ビークル)導入に伴う、旅客運賃の上限設定ならびに上限変更の認可申請について発表した。同日よりパブリックコメントの募集を開始した。
阿佐海岸鉄道では、東京オリンピック・パラリンピック前までを目標に、阿佐東線 阿波海南信号場~甲浦信号場間でDMVの運行を開始することを計画している。
今回、阿波海南信号場~海部駅間についてJR四国(四国旅客鉄道)から譲り受けた路線の新規許可に係わる運賃の上限設定、海部駅~甲浦信号場間について上限変更の認可を申請。
申請した上限運賃は、5kmまで200円、5kmを超え10kmまでの部分は1km増すごとに85円加算するというもので、海部駅~宍喰駅間は現行の250円から400円、海部駅~甲浦信号場間は280円から600円、宍喰駅~甲浦信号場間は210円から200円へ上限が変更となる。
JR四国から譲り受けた、阿波海南信号場発着の区間は、海部駅間が200円、宍喰駅間が500円、甲浦信号場間が700円となる(いずれも大人の運賃)。
なお、実際の運賃については、認可後に上限の範囲で設定されることになる。