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パナソニック、押し歩きを補助する電動アシスト自転車

2021年7月6日 発売

パナソニックが「ビビ・L・押し歩き」を7月6日に発売する

 パナソニック サイクルテックは、電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き(BE-ELLW63)」を7月6日に発売する。価格は12万9000円。

「ビビ・L・押し歩き」は、モーターやバッテリの搭載によって押し歩きが重いという電動アシスト自転車の課題を解決するもので、ハンドル部分の操作パネルに「押し歩き」ボタンを装備。押している間だけ歩く速さにあわせた電動アシストを行なう。

 2019年12月1日の改正道路交通法によって電動アシストを利用した押し歩きも歩行者と認められているが、「押し歩き速度が6km/h以下」「サドルに乗れない状態である」「離れると駆動が止まる」という条件があり、「ビビ・L・押し歩き」はこれを満たしている。

 なお、アシスト力は荷物の量や坂道などで変化する。スピードセンサーとモーター内蔵センサーによって、押し歩きの速さが変わったり、モーター負荷を検知したりすると、電動アシストが強く働いて押し歩きを補助する。

 また、サドルにはレバーを使って傾斜状態に(座れなく)する仕組みがあり、傾斜センサーでサドルの状態を検知する。このため、乗車すると押し歩きアシストは機能しなくなる。

操作パネルに「押し歩き」用のボタン
乗車時
サドル傾斜状態(押し歩き時)