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JR東日本、2025年までに「みどりの窓口」設置駅を首都圏/地方各70駅程度に。チケットレス化・モバイル化推進

2021年5月11日 発表

JR東日本は「みどりの窓口」設置駅を全140駅程度に縮小する方針を発表した

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は5月11日、「シームレスでストレスフリーな移動」の実現に向けた乗車スタイル変革の取り組みの一環として、「みどりの窓口」設置駅を2025年までに140駅程度とする方針を発表した。

 Suicaなどの交通系ICカードや、インターネットやスマートフォンでのきっぷ販売サービスの普及で、2020年度は近距離きっぷ以外に販売したきっぷ数の約80%を、みどりの窓口以外で販売。2021年6月27日に「えきねっと」をリニューアルするなど、チケットレス化、モバイル化を推進し、駅で窓口に立ち寄らずに乗車できるスタイルへの変革加速を図る。

えきねっとのリニューアルについて

 駅におけるみどりの窓口については、「みどりの窓口によらない販売体制」へのシフトを進めることで、駅員は幅広いサービスの提供に注力できるよう配置を見直し。現在、首都圏で231駅、地方圏で209駅を設置しているが、一定の利用のある新幹線・特急停車駅、利用の多い駅を中心に、首都圏/地方圏各70駅程度に集約。併せて、現在14駅に導入している「話せる指定席券売機」の導入拡大を進める。

「みどりの窓口」設置駅の見直し
「みどりの窓口」以外のきっぷ販売サービス
「話せる券売機」などの券売機