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JR東日本、北東北3県の44駅をSuica対応化。運賃計算などをクラウド化した新システム採用

2021年4月6日 発表

JR東日本は青森県、岩手県、秋田県の44駅のSuica対応を発表した。2023年春以降にサービスを開始する

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は4月6日、青森県、岩手県、秋田県の線区において、2023年春以降にSuica対応する計画であることを発表した。

 対応するのは、下記3エリア、44駅。いずれもエリア内完結の利用となり、エリアをまたいでの利用はできない。

青森エリア(10駅)

奥羽本線(弘前~青森): 弘前駅、撫牛子駅、川部駅、北常盤駅、浪岡駅、大釈迦駅、鶴ケ坂駅、津軽新城駅、新青森駅、青森駅

盛岡エリア(17駅)

東北本線(北上~盛岡): 北上駅、村崎野駅、花巻駅、花巻空港駅、石鳥谷駅、日詰駅、紫波中央駅、古館駅、矢幅駅、岩手飯岡駅、仙北町駅、盛岡駅
田沢湖線(盛岡~雫石): 大釜駅、小岩井駅、雫石駅
釜石線(花巻~新花巻): 似内駅、新花巻駅

秋田エリア(17駅)

奥羽本線(和田~追分): 和田駅、四ツ小屋駅、秋田駅、泉外旭川駅、土崎駅、上飯島駅、追分駅
男鹿線(追分~男鹿): 出戸浜駅、上二田駅、二田駅、天王駅、船越駅、脇本駅、羽立駅、男鹿駅
羽越本線(新屋~秋田): 新屋駅、羽後牛島駅

2023年春以降にSuicaサービスを開始する予定の駅

 新たなSuicaエリアにおいては、新改札システムを採用。従来は自動改札機に搭載していた運賃計算などの主要機能をセンターサーバーに集約する。また、将来的には、さらなるSuicaエリア拡大やモバイルSuicaなどのスマホによる多様なサービスが実現できるようクラウド化を進めるという。

新しい改札システムのイメージ