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エプソン、オリエントスター70周年を記念した最上位モデル「スケルトン」。自社開発のシリコン製がんぎ車で70時間駆動

2021年3月18日 発売

クラシックコレクション「スケルトン」

 エプソン販売は、「ORIENT STAR(オリエントスター)」70周年記念として、クラシックコレクションの最上位となる「スケルトン」2モデルを3月18日に発売する。価格は各31万9000円。

「ORIENT STAR」は2021年に70周年を迎える

 1951年に誕生したオリエントスターの70周年記念として発売する「スケルトン」は、ムーブメントが百数十点におよぶ精密パーツからなり、オリエントスターの製造を長年続けている秋田で専任技能者の手作業で組み立てている。

 最新46系F8ムーブメントの自社キャリバーF8B62とF8B63は、同社の半導体製造技術を活かした「シリコン製がんぎ車」を採用することでエネルギー伝達効率が改善、駆動時間を50時間から70時間に延ばしているほか、極限まで骨組みのみの構造に近づけつつ、日差+15秒~-5秒という高精度を実現している。また、9時側のムーブメントパーツは「二つの尾を持つ彗星」をモチーフにデザインしており、青いシリコン製がんぎ車との組み合わせでオリエントスターの宇宙観を表現しているという。

モデルはシャンパン色ダイヤルにゴールド色ムーブメントとホワイトダイヤルにシルバームーブメントの2種類がある