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京都鉄道博物館、恒例「新春SL頭出し展示」など1月からのイベント予定

2020年12月7日 発表

京都鉄道博物館が1月のイベント予定を公開した

 京都鉄道博物館(京都府京都市下京区観喜寺町)は、2021年1月開催のイベント予定を公開した。

新春SL頭出し展示
新春SL頭出し展示

 毎年恒例の「新春SL頭出し展示」では、国重要文化財である扇形車庫から蒸気機関車たちが頭を出してお出迎えする。期間は2021年1月2日~11日。

「鉄道映像上映~大正ハチロク復活噺」

 またワークショップとして、「鉄道映像上映~大正ハチロク復活噺」を実施。日本初の量産タイプの旅客用蒸気機関車「ハチロク」こと8620形8630号機の全般検査を撮影した映像の一部を上映する。ボイラー搬入から組み立て、検査、さらにSLスチーム号を牽引するまでの映像が楽しめる。開催日は2021年1月9日・10日・11日で、各日10時30分と14時30分の2回実施する。開催場所は本館1階の489横のデジナビ付近で、定員は約15名となる。

収蔵写真展「現役時代の展示車両」

 12月26日~2021年3月28日には、収蔵写真展「現役時代の展示車両」を実施。保存・展示している蒸気機関車や新幹線電車のうち22両の展示車両について、現役時代の様子を写真で紹介する。開催場所は本館3階のギャラリーとなる。

収蔵資料展「輝く記念品展」
鉄道開通百年記念金盃

 2021年1月23日~4月4日の期間、鉄道開通・竣工時に作成された記念品を紹介。本館2階の企画展示室横展示ブースで、鉄道開通百年記念金盃や0系新幹線引退記念ブレーキハンドルなどを展示する。

特別車両公開「モハ80形1号車」
モハ80形1号車

 2021年1月~3月の土日祝日は、日本初の長大編成電車の中間車「モハ80形1号車」の車内を公開。戦前の技術を踏襲しつつ新技術を取り入れたことで長距離・高速運転に対応し、最大16両編成が可能となった車両となっている。会場はプロムナード。

「おとなの学び講座」

 2020年度5回目となる「おとなの学び講座」では、「月刊 時刻表の歴史」をテーマに司書が解説。2021年1月21日の14時~実施する。参加費は無料で、定員は約20名を予定している。