Go To トラベル、札幌市・大阪市居住者の12月15日までの旅行キャンセル料を無料に

　政府は11月27日、札幌市・大阪市の居住者に12月15日までGo To トラベル事業の利用を控えるように呼びかけると発表した。

　今回の措置は、25日の新型コロナウイルス感染症対策分科会で、感染拡大地域を出発地とする旅行をGo To トラベルの割引から除外するよう提言されたことを受けて、27日の新型コロナウイルス感染症対策本部で決定した。

　具体的には、札幌市または大阪市の居住者に対し、12月15日24時までに出発する予定のGo To トラベル事業を利用した旅行を控えるように依頼する。期間中の予約については、12月7日24時までにキャンセルすることでキャンセル料は無料となる。宿泊事業者や旅行業者に対しては、キャンセル料の見合いとして旅行代金の35％相当額を同事業の予算で負担する。