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JR東日本、首都圏6駅に「非接触型ディスプレイ案内AI」試行設置

2020年11月18日 発表

非接触型ディスプレイを使用したAI案内サービスのイメージ

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は、非接触型ディスプレイを使用したAIによる案内サービスを首都圏の6駅に試行設置する。

 従来の案内AIでは、ユーザーが画面にふれる接触型のタッチディスプレイが採用されていたが、新型コロナウイルスへの感染を警戒し、タッチパネルに触れることに抵抗を感じる人が増えている。

 今回、試験的に導入されるソリューションは、センサー式やカメラ式の非接触型ディスプレイを活用することで、画面に触れずに操作できるというもの。いずれも手をかざすことで操作でき、カメラ式ではサイネージの前に立つことで体表面温度の計測も行なえる。

 高輪ゲートウェイ駅の有人改札では、こうした非接触型ディスプレイ案内AIを設置し、案内AIによる案内と駅係員による遠隔案内を組み合わせて利用者をサポートする実証実験も行なわれる。

 設置場所は、品川駅・新宿駅・池袋駅・高輪ゲートウェイ駅・海浜幕張駅・空港第2ビル駅の6駅・20か所・30台。設置期間は12月1日~2021年1月31日。

センサー式非接触型ディスプレイ
カメラ式非接触型ディスプレイ