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成田空港、定期旅客便の空港使用料を一時的に減免。国内線旅客便は着陸料と停留料を免除

2020年10月22日 発表

NAAは定期旅客便の空港使用料を一時的に減免する

 NAA(成田国際空港)は10月22日、新型コロナウイルスの影響で制約を受けている各航空会社の定期旅客便に対して、空港使用料を一時的に減免すると発表した。

 同社は成田空港を発着する旅客機に対して、運航回数と旅客数に基づく「成田ハブ化促進インセンティブ」「成田空港マーケティングインセンティブ」の制度を適用しているが、2020年度以降の運用を一時的に停止する。

 減免額は、国内線の定期旅客便が「着陸料と停留料の全額」、国際線の定期旅客便は小型機(最大離陸重量100トン未満)が「1回の着陸につき3万円」、中~大型機(最大離陸重量100トン以上)が「1回の着陸につき7万円」。旅客便の運航回数が2019年度実績と比較して50%を上回り、回復基調が見込めるまで本措置を継続する。

 なお、定期貨物便については対象としない。